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Bojan のホテル探訪~「ふく井ホテル」編(おしまい)

帯広駅前の「ふく井ホテル」での一夜が明け、朝がやってきました。

気がつけばもう朝の 8 時前でした。窓の外もすっかり明るくなっています。

実は、窓の手前の引き戸を閉めると……

こんな感じになります。これだけしっかり遮光してくれたら文句ありませんよね。

朝なので朝ごはんを

さて……朝です。朝なので朝ごはんを頂きます(何の捻りも無い)。

ということで、朝食券を片手に 2F の朝食会場に向かいます。

ふと左のほうを見てみると……

おお、これはまた見事な水槽が。もちろん液晶ではなくて本物の水槽です。ちゃんと魚も泳いでいるのですが、擬態のおかげか、意外と分かりづらくなっていますね。

大型の水槽の隣には、ちょいと小さめの水槽があって、金魚が泳いでいました。こちらは泳いでいる姿が丸見えですね。

そして、水槽の隣には何やら謎めいた岩(?)が。何かの原石とかでしょうかね。

「洋定食」一択で!

石も気になりますが、ここはもちろん朝食の方が大切です(!)。2F のレストラン「バイプレーン」に向かいます。

朝食は、なんとバイキング……ではありません(!)。しかも「和定食」「洋定食」「コンチネンタル」「中華朝がゆ」の 4 種類の中から選べるとのこと。ここはもちろん……「洋定食」一択ですよね! こちらなのですが……

うーん、これは中々のものではございませんか?(にっこり) いやね、今時これだけちゃんとした朝食を出してくれるホテルは貴重だと思いますですよ。ということで、朝から大満足だったのでした。

衝撃のラストが

最後におまけのネタを一つ。こちらは 1F ロビーの近くで見つけた謎のオブジェ(でもないか)なのですが……

白い台座が面取りしてあって、断面に金属のプレートが埋めてあります。そこにはこのオブジェ?の由来が色々と書いてあります。「この炭化した卵は、釧路太平洋炭砿の海底480mの採炭現場(春採層)から1986年 2 月に掘り出されました……」とありますね。

ところが、読み進めていくと……

「なお周囲の石炭は、おもにメタセコイヤという植物が炭化したものです」とあるのですが、その下に……

・・・というのはマッ黒なウソです  支配人

おーい! ウソなんかーい!

Rating

「マッ黒なウソ」が衝撃的なこのホテルですが、実は since 1927 とルームキーに彫ってあったりして、なかなか油断ならない印象があります(どんな印象だ)。

少々真面目に印象を記しますと(珍しいな)、基本的には駅前のビジネスホテルである、と考えてもらって間違いないかと思います。ただ、この朝食からも分かる通り、このご時世にあってはかなり良心的なホテルであるように思えます。古き好きビジネスホテルの良いところが残っているような気がするんですよね。建物はとても綺麗なので古臭さを感じることは無いのですが。

ということで Rating です。Bojan さんはなんだかんだ言ってやっぱり広々としたラグジュアリー系のホテルが大好きなので、どうしてもビジネスホテル系の Rating は厳しくなる傾向にあるのですが(ま、当然ですよね)、そんな中で「★★★★・」(四つ星)でいかがでしょう?

念のため、改めて宿泊料金を確認してみたところ……うわ、これはお買い得ですね。帯広駅前もホテルが結構多いので過当競争気味なのかもしれませんが、そんな中、あの朝食が込みで六千円台(しかも前半)というのはポイント高いです!

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