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秋の道南・奥尻の旅 (2) 「朝里ダム」

宿(小樽朝里クラッセホテル)からすぐ 1 km ほどのところにあるループ橋を渡って、朝里ダムにやってきました。

そのまま道道 1 号線を南に進みます。

ダム記念館

右側(ダム湖のあるほう)に駐車場があったので、U ターンも兼ねて入ってみることにしました。

「ダム記念館」という建物があったのですが、入り口にはシャッターが下がっていました。まぁ、火曜日の朝の 8 時過ぎなので、仕方がないと言えばそれまでですが。

そして、殆ど車の姿を見かけないのを良いことに、テキトーな場所に駐車してしまいましたが……(汗)。「ダム記念館」の向こうにはダム湖(オタルナイ湖)が見えて、更にその向こうには朝里ダムのダム堤が見えます。

「オタルナイ湖」というネーミングは、「小樽」という地名のもとになったと言われる「オタルナイ川」を意識したものだと思うのですが、実際の「オタルナイ川」は札幌の手稲のあたりを流れていました(「小樽」も移転地名です)。ですので、朝里川に「オタルナイ」という名前を持ち込むのには、ちょっと引っかかるものもあるんですが……。ま、地名屋の戯れ言ということでスルーしてくださればと。

禁止行為から読み解く園地の使い方

「ダム記念館」の南側には遊歩道が整備されていて、遊歩道と駐車場の間は緑豊かな広場になっていました。

見た感じ、色々と遊べそうな雰囲気にも思えますが、「園地内では次の行為を禁止します」という掲示が出ていました。曰く「樹木や草花を傷つけること」「張り紙や広告を表示すること」「缶やゴミを屑篭(くずかご)以外に捨てること」「水辺を汚すこと」と言ったごくごく一般的な禁止事項のほかにも、「決められた場所以外で火を使うこと(ピクニックゾーンで可)」「指定した場所以外に車両を乗り入れること」「鳥獣類を捕獲、殺傷すること」「駐車場内での暴走行為」「キャンプすること」「魚を釣ること」「ボート・ラジコンボート等を浮かべること」などが禁止されていました。

また、少し斜め上の内容として「行商、募金、興業など」の禁止も謳われていましたが、これ、もしかしたら「興業」は「興行」の間違いだったりするのでしょうか。

かなり禁止事項が多いようにも思えてきましたが、これを見た感じでは「ピクニックゾーン」では火を使うことが許されているようなので、ジンパ(ジンギスカンパーティ)はできそうな感じですね(笑)。

今度こそ小樽へ

割と早めに宿を出たとは言え、この後フェリーに乗らないといけないので、長居は禁物です。ということで、ささっと車に戻ることにしました。

再び朝里ダムに向かって走り始めました。今度こそは小樽の市街地に向かいます。

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