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秋の道南・奥尻の旅 (6) 「つづら折れの道」

国道 393 号は温根内川沿いを駆け上がります。まだ街中ですが、随分と急勾配になってきました。

程なく市街地を抜けて、森のなかに入ってゆきます。曲線半径 80 m のカーブは、北海道では結構な急カーブの部類に入りますね。

などと思っていたら、今度は「曲線半径 40 m」の警告が。これから向かう「毛無峠」は、北海道では珍しいつづら折り状の道路です。

チェーン着脱場も見えてきました。この先の赤井川村には「キロロスキー場」がある位ですから、冬場はそれなりに(結構?)積雪があるということなのでしょうね。

小樽環状線

さて、300 度ほど右にぐーっとカーブを曲がると、いきなり交叉点が現れました。実は、朝里から毛無峠に向かうには、何も小樽の市街地を経由する必要は無くて、道道 956 号「小樽環状線」を通れば半分ほどの距離で来ることができたのでした。

でもまぁ、せっかくなので国道 393 号を完全走破しておこうか、ということで……。

峠の途中の本社工場

引き続き、国道 393 号を毛無峠に向かって走ります。道路脇に「毛無峠 3 合目」の表示が現れました。いやいや、これは結構な峠だということを再確認させられますね。

「3 合目」とか表示されるくらいなので、森深い山の中をひたすら走るのみ……と思いきや、左手には何やら工場のような施設が。地図で確認した所、「北海道ワイン本社工場」とありました。山の中腹(しかも北斜面)に本社工場を設置するというのも面白いですね。

左へ右へ

国道 393 号は、右に左にと向きを変えながら毛無峠の頂点を目指します。5 合目までやってきたようです。

300 m ほど直線、または緩やかなカーブを登ってゆくと……

右、または左に 180 度向きを変えてゆきます。

直線部分は森のなかですが、180 度ターンのあたりは森が切れているので、なかなか良い眺めです。もちろんドライバーはよそ見している余裕などありませんけどね。

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