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春の東北小旅行 2015 (106)「いわき JCT. をゆく」

福島県いわき市にある「いわき JCT.」にやってきました。このまままっすぐ常磐道を南下すれば水戸に行けるのですが、2008 年に一度走っていたので、今回は新たなルートを開拓……ということで(磐越道も完走しておきたかったので)。

それにしても、いい天気になりましたね。まるで Windows XP のような天気です(喩えが古すぎる)。

美しい構造の「いわき JCT.」

いわき JCT. は「準直結 Y 型」の大変美しい形をしています。

準直結 Y 型のジャンクションは、トランペット型のジャンクションと比べてカーブ半径を大きく取れるのでドライバーとしてはありがたい(やっぱりカーブはきついより緩いに限ります)のですが、本線とランプウェイのみならずランプウェイ同士も立体交差する必要があるため、立体的に見ると構造が複雑になります。

そのため、いわき JCT. は、本線とランプウェイが三層になっています。上から「磐越道から常磐道上りに向かうランプウェイ」「常磐道本線」「常磐道上りから磐越道に向かうランプウェイ」です。いやー、あまりに無駄のない美しい構造だったもので、長々と語ってしまいました(汗)。

常磐道の本線をくぐって、軽く上り勾配のランプウェイを進みます。

常磐道下りから磐越道に入るランプウェイと、常磐道上りから磐越道に入るランプウェイが、そのまま本線になる構造です。合流で気を配る必要がないので助かりますね。

以上で、国内有数の美しい構造を誇る JCT. の話題を終わります(汗)。

いわき市」の成立は 1966 年

磐越道最初のインターチェンジは、7 km 先の「いわき三和 IC」です。このネーミングは市町村合併を想起させますが、三和村が他の 13 市町村と合併したのは 1966 年の「いわき市」成立と同時とのこと。てっきり最近のことかと思ったのですが、そうでも無かったようです。

いわき三和 IC(いわきみわ──)の手前で好間川(よしま──)を渡ります。仙台東部道路名取川の橋と比べると、トラディショナルなデザインの橋ですね。

只今の気温は……残念ながらお休みのようです。

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