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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (32) 「圧倒的な水量の『三段滝』」

遊歩道のほぼ先端にある東屋にやってきました。「三段滝」でもっとも雄大[要出典] [独自研究?] [誰によって?] 下段の滝を間近で見ることができます。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

あずましい東屋

東屋には長椅子が用意されていて……

腰掛けながら「三段滝」を一望することができます。たった今気づいたんですが、ここからは下段・中段・上段を全て見ることができる上に、奥にある林道の橋まで見えるんですね。

東屋の天井を見てみると、面白い位置に梁が渡してあります。厳密には「梁」の「補強材」に当たるのだと思いますが、積雪による変形を抑えるための工夫ということでしょうか(四角形と比べると三角形のほうが圧倒的に変形に強そうですからね)。

このクラックは?

東屋の先にも遊歩道が伸びていて、岩盤を削ったと思しき石段?があるのですが、このクラックも「節理」でしょうか?

斜めにカットされているのは人工的な切断痕のようにも見えます。ただ、何のために切断したのかよくわからないところもあり、色々と謎ですね……(排水用とか?)

圧倒的な水量!

遊歩道の先端からは「三段滝」の激湍を間近で体感することができます。圧倒的な水量ですが、これは大量の雪解け水が供給されるこの時期だからこそでしょうか。

同じ場所から下流部を眺めます。芦別川の水は桂沢ダムに融通されているということもあり、「三段滝」の水量は昔と比べると大人しくなっているとのこと。夏場は更に水量が少なくなるようですが、その分下の岩盤が良く見えるようです。次は夏に訪れてみたいですね。

タフな遊歩道

それでは、駐車場に戻ることにしましょう。フェンスの間が遊歩道ですが、これは……どこを歩くのが正解なんでしょう。いや、どこを歩いても良いとは思うのですが……。

幸いなことに、昭和テイスト漂う「三段峡」の案内板から駐車場に向かっては良い状態に整備されていました。

エゾエンゴサク

上段の滝を眺めるのに良さそうな東屋(下段の至近にある東屋とは別のものです)のところまで戻ってきました。駐車場から遊歩道に直接降りる階段もあったんですね。

あれ、この花は……?

エゾエンゴサクでしょうか?

久しぶりの常設建造物

それでは、駐車場への最短ルートをささっと上がって駐車場に戻ることにしましょう。

駐車場に戻ってきました。奥に建物が見えますが……

この公衆トイレ、このあたりの国道 452 号沿いでは随分と久しぶりな(「桂沢除雪ステーション」以来かも)常設建造物ということになりますね。

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