「三航北国日誌」第 13 回です。今日も Day 2 スタート前の話題です。
わりといい感じに並んでいます
そして、懲りずに「北海道立アイヌ民族文化研究センター」の話題を続けます。「山田秀三文庫」の書棚の隣には……
ご覧の通り、各種書籍や資料が……比較的余裕のある状態で並べられています。左上のほうを見てみると……
あの、「わりと感じのいい,たのしい本」として有名?な「アイヌ語入門」(ISBN4-8328-9002-6)もあります(左から 4 冊目)。
ちなみに、この「アイヌ語入門」、今まで散々ネタ……じゃなくて話題にしてきましたが、知里先生の他の著作と比べると、確かに「たのしい本」であることは間違いありません。「─とくに地名研究者のために─」という副題の通りで、アイヌ語地名に興味を持たれた方にとっては格好の入門書です。今でも復刊本が格安で入手可能です。
使えそうな辞典類もいろいろと
一番左の棚は「アイヌ文化に関する学習書・概説書など」と題されています。
そして、さらに横に可搬式の棚があって……
これまた使えそうな辞典類が並んでいます。「角川──」はリファレンスでしかないので反則と言えば反則なのですが、でも……便利なんですよ(←)。かさばるのも確かなんですが、そこは諦めるしかないかと。
PC も置いてありますが、これは VOD 用のもの、なのでしょうね。
全 20 巻の大作
回れ右をすると、これまた棚に書物がぎっしりと並べられています。
全 20 巻の大作……に見えるのですが、これ、実は「書物」ではありませんでした。
そう、これは「北海道広葉樹典」と書かれている通り、樹木のサンプル……のようなもの、です。しかも、驚いたことに amazon.co.jp でも買えたりします。「樹典」って何? という疑問も湧いてくるわけですが、
商品の説明
厳しい気候風土の中でたくましく育った北海道産の広葉樹を集め10種類の樹木の木目、手触り、質感などを直に確認でき、それぞれの学名や用途なども記載しました。サイズも使いやすい文庫本サイズですので、ディスクサイドに置くなど、サンプルとしてだけではなくインテリアの一部としてもご利用いただけます。
(amazon.co.jp「北海道広葉樹典(10巻)」より引用)
ということなのだそうです。インテリアの一部としてもご利用いただけます……。
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