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泰緬鉄道乗車記 (31) 「テレポーテーション?」

テレポーテーション?

さて、「クウェー河橋梁駅」のホームに差し掛かろうとした時に、ホームである人が待っているのに気がつきました。「ある人」というのは、実はこの人です。

一瞬「あれ?」と思ったのですが、すぐに合点がいきました。これはつまり……

「橋」を渡る手前で一旦小休止して、その後ゆっくりと動き出した……という話がありました。

このタイミングで、この車掌さんは列車から降りて、歩いて橋を渡ったのだと思います。なぜなら……

このように、橋の上には歩行者がたくさんいるので、事前に待避するように「露払い」役をしていたのだろう、と。

こんな風に「何があっても知らないよー」と書いてあったりしますが、きちんと安全確保に努めているのは素晴らしいことですね。

安定の 29 分遅れ

「クウェー河橋梁駅」で再度車掌さんと合流して、カンチャナブリーに向けて出発したのが 15:09 のことでした。うーん、29 分遅れですね(笑)

3 分後にカンチャナブリーに到着です。駅舎とは反対側には……

このような、トロッコ列車風の車両が置いてあります。椅子も座面が無いようなので、これはもう使用していないのかもしれませんね。

駅舎側のホームには……

こちらは多分現役でしょう。カンチャナブリーからナムトクまでは 1 日 3~4 往復しか走っていませんが、それとは別に、このトロッコ列車(のようなもの)が区間運転している……のかも知れません。

風の当たりすぎに注意

カンチャナブリーで、後ろの 5 両ほどを切り離して、ここからは 5 両編成でバンコクトンブリー駅を目指します。朝の 7:50 に列車に乗ってからこれで 7 時間 25 分が経過したことになるのですが、さすがに疲れてきました。というのも、

ずーっと、こういった形でマトモに風を受け続けてきたわけで……。「扇風機の当たりすぎは身体に良くない」というアレと同じようなもので。風邪っぽい症状が出てきたのでした。orz

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