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春の只見線 (14) 「復路編 只見」

只見駅 15 時 42 分発の小出行き普通列車、発車 10 分前となりました。改札が始まり、駅舎とホームの間の扉が開放されました。新雪を踏みしめながらホームに向かいます。

ポイント(転轍機)にはヒーターと思しき装置が。

雪国の鉄路にはこの手の設備が整っているので、多少の雪でもふつーに運行できるのですよね。昔はポイントの近くにカンテラで火を灯したりしたものですが……。

あれっ、カラーリングがっ

小出行きの車両が見えてきました。

記憶の良い方は、「あれっ、往路の車両と違う!」とお思いになるかもしれません。確かに小出を発車したときは……

こんなカラーリングでした。ところが今は……

こんなカラーリングに。このミステリーを解く鍵は一体……

いえ、実はミステリーでもなんでも無くて、答はこういうことなんですけどね。

2 両編成の前と後ろでカラーリングがまったく違った、というだけのオチでした。

只見の春は時間差で

ホームと反対側(進行方向右側、だいたい北側)の座席を確保しました。窓の外はと言うと……

……(汗)。今にも雪に埋もれそうな勢いです。3 月は、暦の上では春ですが、只見の春は時間差でやってくるようです。

雪国恐るべし

小出行きの普通列車が、只見駅を出発しました。この道路標識、もはや息をしていないような感じですね。

そして踏切も……

実は、こういった形で雪に埋もれた踏切の警報器は、只見町内に限らず、新潟県側でも何度も目にしていました。生憎タイミングが合わずカメラに収められずにいたのですが、ようやくシャッターチャンスをものにできました。雪国恐るべし、ですね……。

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