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道東の旅 2013/春 (76) 「『環状の運搬補助装置』のようなもの」

「自然保護専用道路」をゆく

それでは、「常呂高校ボランティア局」の皆さんによる展示が目を惹いた「ワッカ原生花園」ネイチャーセンターを後にして、車に戻りましょう。

その前に……例の通行止めゲートの先にあった「自然保護専用道路」を少しだけ歩いてみました。

幅は 1.5 車線くらいの道路なのですが、左右にきちんと木製の柵が設けられています。道路以外の部分への立ち入りというか、車馬の侵入を防ごうという意図があるのでしょうね。

「環状の運搬補助装置」のようなもの

ネイチャーセンターの駐車場に戻ってきました(早いな)。ぱっと見はバス停のような建物ですが、こうやって見ると消防車の格納庫のようにも見えますね。

はい、この建物ですが……

よーく見ると、2001 年に発明された「環状の運搬補助装置」のようなものが飾られています。これ、実は……

馬車の車輪を模したもの、だったようです。「ドリームワッカ乗車券売場・待合所」とありますが、「ドリームワッカ」という名前の観光馬車乗り場だったようですね。見たところの印象が「バス停みたい」「消防車の格納庫?」というのは、正解では無かったのですが、全くの筋違いでも無かったみたいです。

「ライトゴロ」に非ず

では、今度こそ車に戻ります。

サロマ湖の旧・湖口にかかる「栄浦大橋」を渡って、常呂町栄浦から東に向かいます。今度は少し小さな橋が見えてきましたが……

橋で渡ろうとしているのは、見方によってはサロマ湖の一部、あるいはサロマ湖に注ぐライトコロ川の河口部、とも言えそうなところです。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

鐺沸の集落を抜けて、さらに東へと向かいます。左側がオホーツク海の筈なのですが、高さ 20 m ほどの丘に遮られて何も見えません。こういった丘は沿岸部で良く見かけますね。砂丘のなれの果てではないかと思っているのですが(実は違うのかも)、正式な名称?を知りたいところです。

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