Bojan International

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函館~根室 各駅停車の旅 (30) 「東鹿越・幾寅」

東鹿越駅(T35)

根室本線と「かなやま湖」の間に、交差点が見えてきました。交差点の先には鹿越大橋が見えますね。

この「鹿越大橋」、実物はなかなか立派なワーレントラス橋だったりします。

この写真は数年前に車で走った時のものです。根室本線からは残念ながら少々距離があります。

東鹿越駅が見えてきました。

このあたりの山からは石灰が採れるらしく、日によってはダンプカーが頻繁に走っていることもあるのですが、かつては鉄道でも石灰の輸送が行われていたそうです。鉄道での貨物輸送は残念ながら 1997 年で終了してしまい、同時に東鹿越駅も無人化されてしまったのだとか。

改札口の上に、ひらがなで「ひがししかごえ」と書いてあるのがお茶目な感じですね。

幾寅駅(T36)

東鹿越を発車してからも、引き続きかなやま湖畔を走ります。

湖に近くなったり遠くなったりを繰り返しているうちに……

およそ 5 分後、幾寅駅が見えてきました。

この駅は……、高倉健が主演した映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地として有名ですね。

というか、「幾寅駅」という名前以上に、「役名」としての「幌舞駅」で有名になってしまっているのが現状です。「ようこそ幌舞駅(幾寅駅)へ」ですからねぇ……。

だから……かどうかは知りませんが、こうやって列車の写真を撮影する方もいらっしゃったり。

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