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道東の旅 2013/春 (150) 「『全線』『開通』『安全運転』」

羅臼のメインストリート

羅臼のメインストリートを海に向かって進んでいたのですが、あと 200 m ほどで T 字路になるようです。

この青看板には右に行くと国道 335 号線で根室に向かう、とありますが、右折した先の道路も現在は国道では無いので、この青看板はかつての国道の痕跡を今に残していると言えそうですね。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

郵便局の向かいには、なんとも古風な名前のパチンコ屋さんもありました。

ハンドルは左に

T 字路の信号が青になりました。この日のゴールは釧路なので、右折して根室に向かうのが筋ですが、ここはもちろん……

左折して、行き止まりを目指しましょう! 人間万事塞翁が馬、人間至る処に青山あり、そして羅臼には麻布もあります(意味不明)。

「全線」「開通」「安全運転」

安定のピンぼけ加減ですが、道道 87 号線は「全線」「開通」「安全運転」とのこと。これは嬉しい限りですね。

海沿いの道を、行き止まりに向かって走ります。

失われた地名を求めて

羅臼の「共栄町」というところにやってきました。羅臼も昭和 30 年代にアイヌ語由来の地名を大量に変えてしまった歴史を持ちます。もともとは「スネトビニウス」「マッカウス」「チトライ」といった地名だったそうです。

もっとも、「マッカウス」という名前は「ひかりごけ」の自生地として知られる洞窟の名前として現在でも健在です。200 m 先に駐車場があるようですね。

このトンネルは、2013 年 5 月の時点では工事中だったのですが、現在は既に開通済みです。ただ、トンネルができたせいか、マッカウスの「ひかりごけ自生地」へのアクセスが難しくなった……といった話を聞いたような聞いていないような。曖昧な情報で恐縮ですが、ご注意くださいませ。

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