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道東の旅 2013/春 (255) 「太陽開拓の歩み」

なぜ先行車が?

右折して、道道 71 号を平取に向かいます。こんな言い方をしてしまってはいけないのかも知れませんが、あまり車が通らない雰囲気があるこの道で、なぜか 2 台も先行車があるのはなんか変な感じですね……。

平取までは、まだ 59 km もあります。まぁ、同じ町内でも 2~30 km あるのが普通なので、この程度で「遠いなぁー」と思ってはいけないのですけどね。

先行車が次々と左折してゆきます。どうやらこの辺りに競走馬の牧場があるようで、その関係者、あるいは見学者だったみたいですね。

沈黙の交通情報

ということで、予想通りの単独走行となりました。そして目の前には「道路情報」と交通遮断機が。現在は開放中なので問題は無いのですが、やっぱりちょっと気合が入りますね。

交通情報表示板は真っ黒で何も表示されていません。気温は 5 ℃ ですが路温は 8 ℃ あるので、凍結などの心配は無さそうです。

新冠町太陽へ

新冠川にかかる「御影橋」を渡ります。静内ですれ違ったバスはこのあたりまで走っていたみたいですね(残念ながら 2015 年 3 月いっぱいで廃止されたとのこと)。地図で見ると、そこそこの数の家が立ち並ぶ集落があるようです。

道道 71 号を北上し、また西進し、平取を目指します。新冠町太陽というところにやってきました。

随分と凝った造形のバス停ですね。てっぺんのとんがり屋根がチャーミングですが、雪下ろしの必要性を少なくする効果もあるのでしょうか。

「太陽橋」という橋がありました。

このあたりは戦後、満州からの引揚者が中心となって開拓が進められたそうです。かつては中学校や小学校があったそうですが、現在はどちらも統廃合されてしまい、小学校跡が「太陽の森ディマシオ美術館」として再利用されています。

また T 字路

新冠町太陽から比宇川沿いに西に向かうと……

またしても T 字路にぶつかりました。ずーっと道道 71 号を進んでいるだけなのですが、やたらと T 字路にぶつかりますね。ここも右折して平取を目指します。

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