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北海道・東北の旅 2010/夏 (38) 「さまよえる関西人」

「三航北国日誌」第 38 回です。本日は「さまよえる関西人」の話題でお届けします(←

橋はスリルとサスペンス

ついに Day 2 の最終目的地・平取にやってきました。しかし、平取町に入ったのは 16:15 頃で、この日の宿に向かうには、まだちょっと早すぎるような気がしました。仕方が無いので(←)、ちょっと平取町内をうろうろすることにしました。

一旦は国道 237 号を鵡川方面に向かいましたが、荷負から道道 71 号を貫気別に向かいます。

どこに向かったかは……地元の方ならお判りでしょうね。途中まではこのような「いい道」だったのですが、やがてセンターラインが消え失せ、クネクネした道になります。途中、「スクシベツ川」にかかる立派な橋が見えましたが、

まだ工事中でした。orz 現在の「宿主別橋」は……

あははは(笑)。なかなかスリリングな橋のようです。

一応フォローしますと……

……こんな書き方だと、「どんな貧弱な橋なんだ」と妙な誤解を招きそうなのでフォローしておきますと、

ご覧のように、これはもしかしたら「仮橋」なのかもしれません。いずれは目前の立派な橋が開通するので、これはこれで問題無い、ということなのでしょう。

その場では気がつかなかったのですが、これだけの地上高の橋がかかるということは、もしやダム建設に伴って水没する、ということなのでしょうか!?

目的地に到着しました♪

さて、工事関連車両が行き交う中、舗装路からダートになったところで車を停めました。

はい、目的地到着です。

すずらん群生地」とあります。なんでも、ここ平取町芽生(めむ)のスズラン群生地は日本最大級なのだとか。

ちなみにスズランの花や根には強い毒性があるそうで、スズランを活けた花瓶の水を誤飲して死に至った例もあるのだそうです。花言葉は「幸福の訪れ」「純潔」なのだそうですが……(笑)。

招かれざる客。ペルソナ・ノン・グラータ

奥の方に展望台らしきものが見えますね。せっかくなので、行ってみましょう。

……あれ? あららん。「立入禁止」と書かれています。実は……

そう、「口蹄疫」が原因でした。今から思えば「そんな時代もあったね」という話ですが……。実は、平取は名だたる和牛の産地でもあるそうです。このあたりは牛が多く放牧されているとのことで、念には念を入れて、このような措置に出たようです。残念ですが、仕方がありませんね。

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