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冬の北海道の旅 (52) 「丘を越えて」

国道 238 号「オホーツク国道」を西に向かう途中で、道道 104 号網走端野線との交叉点にやってきました。

網走から北見に向かうルートとしては国道 39 号や美幌バイパスがありますが、実はこれらの幹線道路を使うよりも、網走湖の西側をショートカットする道道 104 号を使ったほうが距離が短いんですよね。ということで平時は重宝される道道 104 号ですが、この日は「雪のため通行止め」でした。

網走湖沿いを走っていた国道 238 号は、二見ケ岡のあたりで一旦北に向きを変えて、能取湖沿いに移動します。能取湖の近くにやってきたところで道道 76 号網走公園線(網走から能取岬まで行くのに使用した道路です)と接続していますが、これも「雪のため通行止め」でした。

道道 76 号は、能取岬をグルっと周るルートですが、東側は通行可で、西側は通行止めだったようです。そもそも除雪をしていないようにも見えたのですが、人家が皆無だったりするんでしょうかね。

卯原内(うばらない)

能取湖の南側に位置する卯原内にやってきました。

集落の中の写真なのですが、左右に雪が堆く(うずたかく)積まれています。このあたりの主要道路は集落の中でも無駄に左右が広いように見えるのですが、広いからこそこうやって排雪置き場にできるということなんですね。

慣れない雪道を(車の不調を抱えつつ)安全運転で走行します。ただ、幸いなことに前車に置いていかれるほどの速度ではありません。

常呂まで 9 km、紋別まで 86 km、稚内まで 303 km……(汗)。

丘を越えて

国道 238 号は、ずっと能取湖沿いを北上してきましたが、ここで向きを左に変え、丘を登り始めました。気分は藤山一郎です(若い人はわからんがな)。

もしかしたら、右側にはオホーツク海が見えているのかも知れませんが、海自体も流氷で真っ白の筈なので、これじゃあさっぱりわからないですね。

ラガータマネギ

長崎の鐘が鳴ったところで(それは違う歌ですね)、前方にカントリーサインが見えてきました。

この何度も見たラガータマネギのカントリーサインは、皆さんよーくご存知の北見市のものです。

しかし、ここは北見市でも海沿いの常呂なので、もっと有名なものがありますよね……!

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