Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

秋の道南・奥尻の旅 (146) 「洞爺湖園地」

「ペンションおおの」さんの前には、道路を挟んで向かい側に「洞爺湖園地」があります。夕食には少し時間があったので、散策してみることにしました。

道道を渡ると……

洞爺湖園地」です。駐車場や公衆トイレがあって、ちょっとしたパーキングエリアのようになっています。

明治新山

洞爺湖有珠山ジオパーク」の案内板がありました。

むむ、「昭和新山」があるなら「明治新山」もあるのですね。言われるがままに左前方を望んでみると……

そこには「ペンションおおの」の建物が。その後ろ、ちょうど木の陰になっているのが「明治新山」ですね。ちなみに地理院地図では「四十三山」という名前になっていたかと思います。

なぜこの名前になったかは……察しの良い方はお気づきかもしれませんね。そう、「明治新山」にして「四十三山」、つまりは「明治四十三年」の噴火活動で形成された山なのだからとのこと。ちなみに「四十三山」で「よそみやま」と読ませるそうです。

洞爺湖八景

洞爺湖の畔にやってきました。「壮瞥温泉」は「洞爺湖八景」のひとつに数えられるのですね。

いきなりなんか物騒な看板が出てきました。特定外来生物である「ウチダザリガニ」の持ち出しを禁じるものですね。どうやら 1930 年にアメリカから摩周湖に持ち込んだものが更に持ち出され、あちこちの湖沼に棲み着いてしまったもののようです。

夕暮れ時のボート乗り場は、やはりどこか寂しげな雰囲気がありました。

この赤い実は?

湖畔の遊歩道では花をつけた低木を見かけました。

この花は……さっぱりわかりません。いったい何でしょう?(汗)

こちらはアイヌ語hure-p(赤いもの)と呼ばれるコケモモ……かと思ったのですが、どうも葉っぱの形が違うように見えます。なんかトマトのようにも見えてしまうんですが……?

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International