Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

有珠郡壮瞥町

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (68) 「蟠渓の線路跡」

国道 453 号に入って大滝方面に向かいます。このあたりは中学校・小学校・保育所があるので、「通学路」マークは必須ですね。 右側にはバス停の待合室がありました(下久保内停留所)。なるべく屋根の上に雪が積もらないように……ということで傾きを急にして…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (67) 「道道 002」

無事チェックアウトを済ませて、ホテルの正面玄関に戻ってきました。ところで……どちら様でしょうか? 車に戻ってきました(胸像からそれほど遠くないところだったりします)。 それでは、そろそろ出発しましょうか。いつになく早い出発なので、何かいいこと…

アイヌ語地名の傾向と対策 (749) 「ホロト川・キムンドの滝」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ホロト川 poro-{top-us-nay}大きな・{竹・多くある・川} (典拠あり、類型あり) …

アイヌ語地名の傾向と対策 (500) 「パンケ川・弁景・蟠渓・オロフレ山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) パンケ川 panke-pet川下側・川 (典拠あり、類型あり) 久保内の南東に二本の川が併流していますが、西側(長流川の川下側)を流れる…

アイヌ語地名の傾向と対策 (499) 「久保内・幸内・レルコマベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 久保内(くぼない) ku-o-nay仕掛け弓・そこにある・川 (典拠あり、類型あり) 壮瞥町の中央部にある集落の名前です。かつてこのあた…

アイヌ語地名の傾向と対策 (498) 「壮瞥・立香・ヌッパオマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 壮瞥(そうべつ) so-pet滝・川 (典拠あり、類型あり) 洞爺湖の南東側、昭和新山から見ると北東側の地名で、洞爺湖の流出河川「壮瞥…

秋の道南・奥尻の旅 (197) 「北の湘南」

三松正夫記念館を後にして、車に戻ります。その前にちょいと土産物を購入したりして……。ええ、「洞爺湖」と書かれた木刀を購入しました。 駐車場をテクテクと歩いて、ようやく車のところまで戻ってきました。 気がつけばもう 15:30 です。あとはフェリーに乗…

秋の道南・奥尻の旅 (196) 「昭和新山身上書」

昭和新山と三松正夫記念館の話題を、あとちょっとだけ続けます。はい、ちょっとだけですから。あんたも好k(ry ということで、実物の昭和新山(の写真)の次に、こちらの模型をご覧いただきましょう。 一見、ただの模型にしか見えないのですが……いや、た…

秋の道南・奥尻の旅 (195) 「国鉄『胆振線』の災難」

国鉄「胆振線」の災難 「国鉄『胆振線』の災難」と題されたパネル展示がありました。国鉄胆振線は昭和新山のすぐ脇を通っていましたが、地表の隆起に伴い坂を登りきれなくなり、何度も川沿いに移設を強いられることになります。 どのような状況であったかは…

秋の道南・奥尻の旅 (194) 「フカバ集落の壊滅」

「フカバ」の謎 麦畑が隆起して「昭和新山」ができた……という話はご存じの方も多いと思いますが、畑があったということは集落もありました。戦前の陸軍図(スタンフォード大学さん本当にありがとうございます)を見ると、昭和新山の東側に相当するところに「…

秋の道南・奥尻の旅 (193) 「ミマツダイヤグラム」

「三松正夫記念館」には、もちろんあの「ミマツダイヤグラム」も展示されていました(複写かも知れませんが)。「昭和新山隆起圖」と題されたこの図は、私達が「ミマツダイヤグラム」として親しんでいる物そのものですね。 ただ、この「昭和新山隆起圖」は実…

秋の道南・奥尻の旅 (192) 「麦圃生山」

広大な昭和新山駐車場の隅っこのほうにひっそりと存在している「三松正夫記念館」にやってきました。これは「三松正夫像」のレプリカでしょうか? 本物は、昭和新山駐車場のバス停の近く(だったと思う)にあります。ということで本物の写真がこちらです。 ……

秋の道南・奥尻の旅 (191) 「三松正夫記念館」

昭和新山に来たからには絶対見ておきたいスポットの「三松正夫記念館」を探してみたものの、場所が良くわからず……結局、駐車場の人に場所を尋ねる始末に。入り口のほうまでずーっと戻って、その先を左折すればいいんですね。 あー、確かにずーっと奥の方に「…

秋の道南・奥尻の旅 (190) 「もしかして:迷った?」

有珠山ロープウェイの「昭和新山駅」の建屋に繋がった形で「洞爺湖有珠山ジオパーク火山村情報館」という一角があります。 外から見るとこんな風になっています。右側の温室のような建物が、有珠山ロープウェイの「昭和新山駅」ですね。 そして、中にはこん…

秋の道南・奥尻の旅 (189) 「これって死重?」

「昭和新山駅」に戻るためのロープウェイがやってきました。既に先客の方々が乗り込んでいるようですね。 搬器の中(=車内)にはなにやら重りのようなものがありました。「重りのようなもの」という、そのまんま重りなんですかね。搬器の重心を下げるために…

秋の道南・奥尻の旅 (188) 「天空へ続く道。」

「火口原展望台」を後にして、「有珠山頂駅」に戻ります。 途中で、赤い実が印象的な木を見かけました。 こちらです。昔は良く見かけた印象があるのですが、そう言えば名前を知りません。これは何という木だったでしょう? ほうほう。「カンボク」という名前…

秋の道南・奥尻の旅 (187) 「あらこんなところに北大が」

有珠山の「火口原展望台」の話題を続けます。小高い丘のてっぺんが丸ごと展望台になっているので、ぐるっと 360 度周りを見渡すことができます。 右の方に例の「修学旅行は時間が限られています」の立て看板が見えますが(笑)、そのずっと先に噴火湾が見えま…

秋の道南・奥尻の旅 (186) 「有珠山 火口原展望台」

階段をテクテク歩いているうちに、急に目の前が開けてきました。ここが展望台でしょうか? はい、ここが「有珠山 火口原展望台」でした。ところで、何故に創英角ポップ体なんでしょう……?(汗) 銀沼大火口 「火口原展望台」というだけあって、有珠山の火口…

秋の道南・奥尻の旅 (185) 「階段と言えばアジサイ」

大有珠の麓の「外輪山遊歩道」を歩いて火口原展望台に向かいます。 えっ、ハマナス!? さて、昨日の記事の最後で「ん、これは紫陽花ですかね?」と記していたのですが…… 写真を整理していたら、なんと…… ええっ! うっわー、「ハマナス」と「アジサイ」を間…

秋の道南・奥尻の旅 (184) 「外輪山遊歩道(じゃなかった)」

前回までのあらすじ 有珠山ロープウェイの「有珠山頂駅」を出て、左に行けば「火口原展望台」、右に行けば「洞爺湖展望台(すぐぞこ)」ということで、まずは「すぐそこ」を目指したのでした。 そして、洞爺湖がちょいと見えづらくなってしまった「洞爺湖展…

秋の道南・奥尻の旅 (183) 「洞爺湖がちょいと見づらい『洞爺湖展望台』」

有珠山ロープウェイに乗って「有珠山頂駅」にやってきました。駅を出た後のオプションは、大別すると二通りあるようです。要は右か左か、それだけなんですけどね(汗)。 左に向かうと「外輪山遊歩道」を通って「火口原展望台」に向かうことができます。「片…

秋の道南・奥尻の旅 (182) 「平成25年 9月27日」

有珠山ロープウェイは、道道 703 号の上を通過して有珠山頂に向かいます。 おっ、ついに洞爺湖が見えてきました! 下りのロープウェイとすれ違いました。デザインはどちらの搬器も同じっぽいですね。 上から目線で 昭和新山を「上から目線」で眺めます。なん…

秋の道南・奥尻の旅 (181) 「行こう、行こう、火の山へ!」

それでは、これから有珠山ロープウェイで「有珠山頂」に向かいます! さっそく搬器の中に入ります。ドアの上には「ジオパークって、どんなところ?」と題されたジオパークのアピールが。 反対側のドアの上には「山が動く!景色が変わる!」という掲示が。197…

秋の道南・奥尻の旅 (180) 「ロープウェイ ミニ展示室」

そう言えば、改札の脇でこんなものを見かけました。写真を撮影して日付入りのカードに焼き付けたものを無料で貰える……というものです。この手のビジネスモデルって今でも健在なんですねぇ。 さて、15 分間隔で絶賛運行中の「有珠山ロープウェイ」ですが、あ…

秋の道南・奥尻の旅 (179) 「どっかん!」

昭和新山駐車場にやってきました。バス停もズバリ「昭和新山」という名前です。 駐車場の北東には、特別天然記念物・昭和新山が荒々しい姿を見せています。 駐車場が混んでいて、随分と奥のほうに停めざるを得なかった……と思っていたのですが、そこから更に…

秋の道南・奥尻の旅 (178) 「会いにいける活火山」

「昭和新山給油所」の交叉点を右折して、有珠山と昭和新山の間を通っている道道 703 号「洞爺湖公園線」に入りました。それはそうと、「昭和新山」って「特別天然記念物」だったんですね……(記念物なのか……)。 昭和新山のすぐ脇を抜けて南に向かいます。 昭…

秋の道南・奥尻の旅 (177) 「池になった国道」

洞爺湖町の「町道泉公園線」こと、かつての国道 230 号を駆け上がります。北北西に向かっていた道路はやがて緩やかながらも長い左カーブを描き…… カーブを曲がりきると、道路はほぼ南を向いていました。次はちょっときつめの右カーブのように見えますが、か…

秋の道南・奥尻の旅 (172) 「放水口バス停」

洞爺湖温泉を離れて壮瞥町に入りました。道道 2 号「洞爺湖登別線」で湖沿いを東に向かいます。 道道 703 号「洞爺湖公園線」との交叉点が近づいてきました。この交叉点を右折すれば昭和新山です。 「昭和新山」なのに ENEOS 洞爺湖温泉と昭和新山を最短距離…

秋の道南・奥尻の旅 (171) 「再び壮瞥町へ」

洞爺湖汽船の「エスポアール」で中島から洞爺湖温泉に戻る途中、予期せずバードウォッチング大会になってしまってさぁ大変、というところまでお伝えしました。 船内にはこのような立派な売店などもあったのですが…… 気がつけば、もう「駅前桟橋」に到着して…

秋の道南・奥尻の旅 (149) 「Day 5 スタート!」

「ペンションおおの」さんをチェックアウトして、駐車場まで戻ってきました。荷物を車に戻して、まだちょっと時間があるようなので(え?)、湖畔を散歩してみることにしました。え、何故散歩なのかって? それはもう…… これだけの晴れ渡った青空を見てしま…