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夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (24)「天売島一周・愛鳥の碑編」

レンタサイクルでの天売島一周も、ついに終盤に突入しました。道道 548 号の 9 km 地点に到達です。道道 548 号は総延長が 9.858 km ですから、最後のキロポストということになりますね。

夏季の一方通行規制も終了し、道路も一般的なアスファルト塗装に戻りました。そして、ようやくセンターラインが復活です。

ちなみに、手前左側に砂利が見えていますが、実はこの先も道が伸びていまして……

この道をずーっと先に進めば「天売島灯台」に行けるようです。ただ、その、なんと言いますか……。いかにも「関係者仕様」と言った雰囲気の道で「一見さんお断り」感がめっちゃしたので、灯台に向かうのは諦めたのでした。

靴っぽい天売島

道道 548 号の、最後の?下り坂を駆け下ります。

この看板は何度も撮影した感じがしますが……よほど気に入っていたのですね(汗)。そして、今頃気がついたのですが……

この天売島のシルエットって、どことなく靴っぽい感じが。

愛鳥の碑展望台

道道 548 号の最後の右カーブの途中に、何やら休憩所っぽい場所が見えてきました。ちょっと立ち寄ってみましょうか。

立派な屋根のある休憩所ですが、千鳥ケ浦園地の「海鳥観察舎」とは違って随分とオープンな構造です。そして、この建物を見てある場所を思い出したのですが……

ここは天売港を眼下に見下ろせる展望スポットで、「愛鳥の碑」が設置されています。展望スポットには少し前にも見かけた原チャのお兄さんが。

どの辺がどう「愛鳥の碑」なのか若干謎ですが、礎石には「開道百年 町開基七十周年 記念」と記されていました。昭和 43 年建立とのことで、なかなか歴史のある碑?のようです。若干気になるのは、台の上にボルトが見えていることで、もしかして上に何かあったのではないか……というもやもや感が。

ちょうどいいタイミングで船がやってきたようです。この時間ですと高速船「さんらいなぁ 2」でしょうか? 手前に見える赤い実はコケモモでしょうか?

海難遭難者慰霊之碑

「愛鳥の碑展望台」の敷地の一角には、慰霊碑がありました。港を一望できる場所にある慰霊碑、ということは……

ああ、やはり。「天売島周辺海域 海難遭難者慰霊之碑」とありました。ちょっと特徴のある書に見えますが、著名な方のものなのでしょうか?

実は、この休憩所を見た時に「千鳥ヶ淵に似てるな……」と思ったんですよね。そんなことを考えているうちに目の前に慰霊碑があるのを見つけて、つい合点が行ってしまったのでした。

では、そろそろレンタサイクルに戻りましょう。……遠っ!

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