Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

寝台特急「サンライズ出雲」乗車記 (3) 「A シングル DX」

それでは早速、「サンライズ出雲」11 号車の中に入りましょう。11 号車は「A シングル DX」が 6 部屋と、「B サンライズツイン」が 4 部屋あるようです。

デッキと通路を隔てる自動ドアは、手で軽くタッチすると開くタイプです。意図せずドアが開くことをなるべく少なくしよう、ということなのでしょうね。

内装は暖かみの感じられる、木材風の仕立てです。昔のブルートレインとは隔世の感がありますね。

11 号車の 25 番

今回の部屋は 11 号車の 25 番です。

部屋の入口は、階段を登った先にあります。

それでは、階段を 4 段登って……

25 番(25 号室)の入口の向かい側には、26 号室の入口があります。

施錠は暗証番号で

乗車直後はドアが施錠されていないため、誰でも入ることができてしまう……ということですよね。

でも個室ですから、もちろん施錠の方法は用意されています。ホテルのセキュリティボックスのように 4 桁の暗証番号を指定して施錠する仕組みです。シンプルで良いのですが、番号を忘れちゃう人もいそうですね……。

A シングル DX

気になる「A シングル DX」のお部屋は……おおっ、良いんじゃないでしょうかぁ。ベッドの先の謎の台のような場所の下は、おそらく下の「B サンライズツイン」の入口通路なんでしょうね。

奥には「車内のご案内」が貼られていました。ふむ、A 寝台の車輌は 14 両中 2 両しか無かったんですね……。

このアングルだと、外壁が湾曲して天井と半ば一体化しているということがわかりやすいでしょうか。

窓も大きく湾曲しています。近鉄の「ビスタカー」のように、窓を上下 2 枚に分けることもできたのでしょうが、間に余計な柱が無いほうがより開放感が得られるので良いですよね。

なんとデスクが!

「A 寝台」だけあって部屋は比較的広いのですが、衝撃的だったのがこちらです。なんとデスクがあるのです!

デスクとベッドの間には洗面台もあります。そして奥の壁面が全てミラーになっているので、部屋の奥行きを倍近くに錯覚してしまいます。これはズルいとしか(笑)。

洗面台の裏側には、ビジネスホテルとかにもありそうな、アラームとスイッチ類の一体型コンソールも用意されています。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International