岡山駅を出発してから 13 分ほどで、次の停車駅にやってきました。どこかの回転寿司チェーンのようなデザインが目を引きますが……
倉敷駅、ですね(知ってた)。
寝転びながら伯備線
寝台特急「サンライズ出雲」は、倉敷駅から伯備線に入ります。夜が明けたので寝台が座席に早変わり……と言ったことは無いので、このまま終点まで寝転がっての移動となります(極楽じゃあ)。
間もなく朝 7 時になろうかというタイミングですが、少し空が明るくなったような気がします。
先程の写真を撮影してから 15 分ほど過ぎた頃ですが、「サンライズ出雲」は高梁川沿いを快調に走っていました。
ようやく夜が明けた感じでしょうか。並走する道路は国道 180 号……だと思います。
備中高梁駅
市街地に入ったと同時に、「サンライズ出雲」の速度がどんどん下がってゆきます。
ベッドの上から市街地を眺められる列車というのも、今では随分とレアなものになってしまいました。
「サンライズ出雲」が、次の停車駅のホームに滑り込みます。
ほぼ定刻通りに備中高梁に到着しました。ホーム上に 34 キロポストが立っているんですね。
カーブと木々と岩山と
伯備線はカーブの多い路線で、伯備線を走る特急「やくも」には曲線通過速度の高い「振り子式電車」が使われています。岡山県側でカーブが多い理由は蛇行する高梁川の影響が大きく、たとえば木野山駅の手前ではご覧のようなビッグカーブもあります。
「サンライズ出雲」の「A シングル DX」は窓の位置が高く、屋根の上のほうに巻き込むような形になっています。そのため、ベッドに寝転がっていても外の景色を(それなりに)楽しむことができます。
おやっ、柱状節理っぽい(違うかも)岩山が見えますね。
「ようこそ」「新見へ」
一部の斜面や屋根が白くなっているのは……雪、ですよね! 幼少の頃から多少は雪に縁のある地域で暮らしてきたので、今でも雪を見るとテンションが上がるような気が……。
テンションは上がりましたが速度は順調に下がり、これまた定刻通りに新見駅に到着しました。「ようこそ」「新見へ」の文字が出迎えます。
この「おもてなし花壇」はめちゃくちゃ幅広い世代の方々の手によるものなんですね。50 年ほど前は留置線があった場所のようですが、今は線路も取り外されて、跡地の半分は新見市立新見保育所になっているようです。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International