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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (76) 「謎の小さなトンネル」

引き続き国道 213 号を宇佐方面に向かいます。次のトンネルが見えてきましたが、左側にも旧トンネル?があるようですね。

⑭ 小池トンネル

次のトンネルは「⑭ 小池トンネル」とのこと。豊後高田市に入ってからは「ライト点灯」の補助案内?が無いのが寂しいですね。

ところで左側に見えるトンネルですが、旧トンネルにしてはサイズが小さすぎるんですよね……。


歩行者と自転車用のトンネルとして使用されている、ということなんでしょうか。想像の域を出ない話で恐縮ですが、旧トンネルの断面を縮小して歩行者・自転車用として再整備したのかな、とも思わせます。

現道の「小池トンネル」は、これまで見てきたトンネルと同様に、断面がやや横長に見えますが、それ以外はこれといった違和感の無いトンネルです。

トンネルの出口が見えてきました。

トンネルを抜けたその先に

トンネルを出ると左カーブ、というのがしばらく続いていましたが、「小池トンネル」も同様でした。ただ、小池トンネルの場合は 100 m ほどの直進区間の後なので、割と良心的?な構造に思えます。

緩やかな S 字カーブを抜けると……

すぐさま次のトンネルです。

⑮ 堅来トンネル

次のトンネルは「⑮ 堅来トンネル」(かたく──)です。旧・国見町には「櫛来」で「くしく」と読ませる地名がありましたが、「来」を「く」と読ませる点が共通していますね。

「⑮ 堅来トンネル」のトンネル断面は極めて現代的なものに見えます。このトンネルも昔からあったように見えますが、旧トンネルらしきものは見当たりません。「⑭ 小池トンネル」とは違って海側を迂回することができそうなので、一時的にトンネルを閉鎖して大規模な改修工事を行ったとか……でしょうか?

堅来トンネルの出口は、わずかに右に曲がっています。今回は「出口の後の左カーブ」は無さそうですね。

夕陽に向かって

堅来川の河口に形成された平地にやってきました。地図で見た限りでは、干拓地は無さそうに見えます。

右にカーブして、坂を登ります。右側に海が見えてきました。豊前高田市に入ってから、明らかに海を見る機会が増えましたね。

坂を登ったところで左にカーブして切り取り区間を抜けます。ここも昔はトンネルで抜けていたようです。

峠を抜けて下り坂に入りました。まもなく沈もうとする夕陽がほぼ正面に見えてきました。めっちゃ眩しい……。

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