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宗谷本線各駅停車 (28) 「名寄・その2」

名寄行き 4326D を終点まで乗車して、名寄駅にやってきました。後ろに見えているのが折り返し 4327D となって音威子府に向かい、90 分ほど停車した後に 4331D に化けて稚内に向かうキハ 54 506 です。

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2 番のりばと 3 番のりばの間には「発車時刻表」が置かれていました。稚内方面が特急を含めて 7 本なのに対し、旭川方面は 15 本ですから……倍以上違うのですね。

2 番のりばでは旭川行きの快速「なよろ 8 号」が出発を待っていましたが……(14:35 発)

この快速「なよろ 8 号」は、途中「風連・士別・剣淵・和寒・比布・永山」に停車するとのこと。名寄と旭川の間には 19 駅ありますが、そのうち 13 駅を通過してしまうようです。

次の普通列車は 15:48 発の旭川行き 326D ですが、こちらは「東風連」「瑞穂」「下士別」「北剣淵」「東六線」「北比布」「南比布」を通過するとのこと。仮にも「宗谷本線各駅停車」と銘打ったからには、7 駅通過というのは流石にいただけません。

ということで、16:42 発の旭川行き 328D に乗車すべく、名寄で 2 時間 15 分待つことにしました。

まずは跨線橋

流石に駅構内で待ち続けるのは不審者の謗りを免れ得ないので、ちょいと途中下車を決めようと思います。改札は跨線橋の向こうにあるので……

まずは跨線橋に向かいます。屋根も壁もあって雨風がしのげるタイプです。

階段の左右には色々とポスターが貼られています。置石は犯罪ですし、しかも重大な事故につながる虞のある危険極まりない行為なんですが、それよりも右下にフレームインしている駅員さん?がびみょうに気になってしまいます。落とし物でもあったんでしょうか。

日高線バス代行のお知らせ

跨線橋の階段を上がったところには、日高線の運休・バス代行を知らせるポスターが貼られていました。

2016 年 5 月時点で、既に日高線の一部区間が運休・バス代行輸送だったんですね(2015 年 1 月から運休だったようです)。日高線鵡川-様似間は結局復旧しないまま 2021 年 4 月 1 日に廃止されてしまったのですが、いつか乗車したいなぁと思っていた矢先の運休だっただけに、ショックが大きかったんですよね……。

置石」や「運休」などハードコアなポスターばかりと思われるかもしれませんが、一方ではこのようなマナー啓発のポスターも。そう言えば札幌の地下鉄には座席上の棚が無いとかで、棚に載せたつもりでうっかり着席中の人の頭にぶつけてしまうケースがある……というのは本当なんでしょうか?(棚が無いのは本当みたいですが)

観光客モード丸出し

跨線橋の手すりの無い側には色鮮やかなポスターが貼られています。さすが有人駅と言った感じがしますね。

手すりのある側の窓から稚内方面を望みます。軽く撮影したスナップ写真ですが、予想以上に良い構図の写真になったような気がします。不思議ですね……(ぉぃ)

ちなみに旭川方面はこんな感じでした。駅構内がおそろしく広いことが見て取れますね。

では、階段を降りて改札へ向かいましょう。降車後さっさと改札に向かわない困った客になっちゃってますが……それは許してくださいな。

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