Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

名寄市

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (261) 「赤くて黄色いアレ」

国道 40 号を南下すると、赤くて黄色いあの看板のお店が……。このカラーリングもシェルと出光の統合で見納めになるのでしょうか? 「名寄美深道路」の道路情報表示板が見えます。この先を右折したところに「名寄 IC」があるのですが、名寄 IC から南に向かう…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (260) 「軸重 20 t 超」

北海道立サンピラーパークの「サンピラー交流館」を後にして苫小牧に向かいます。この先の十字路っぽいところをうっかり直進してしまうと「なよろ健康の森」に戻ってしまうので…… ささっと左折すると、前方に JR 宗谷本線の踏切が見えてきます。この交叉点を…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (259) 「フィンランド ロヴァニエミ市」

名寄のカーリングホールを目指したものの、踏切を渡ったところで目的地を見失ってしまい、「なよろ健康の森」の敷地内に迷い込んでしまいました。駐車場が見えますが、ここはどうやら「トムテの森キャンプ場」の駐車場のようです。 駐車場の西隣は遊具が並ぶ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (258) 「薬用植物資源研究センター」

碁盤の目状の街路では本来は存在しない筈の T 字路を右折……ではなく左折して、道道 252 号「名寄美深線」を北に向かいます。すんごくでかい「国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 薬用植物 資源研究センター」の看板の横には「なよろ温泉『サンピラ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (257) 「名寄市街の区画の謎」

「名寄美深道路」の「名寄北 IC」で流出します。よく考えてみれば終点(起点)の「名寄 IC」は 2008 年に一度使った以来、全く近づいていないような気も……。 ランプウェイの下り坂を進むとこのようになっているのですが、これ、うっかりそのまま直進する人は…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (256) 「智恵文南入口」

「名寄美深道路」は「智恵文南こ道橋」で再び国道 40 号をオーバークロスします。「跨線橋」の「跨」がひらがななのは常用漢字外だからだと思われますが、なんかその……間抜けな感じがしてしまいますよね。 「智恵文南こ道橋」を渡った先に左からの流入車線が…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (255) 「サトウの切り餅?」

「名寄美深道路」で「ペンケニウプ川」を渡って名寄市に入りました。ここから先はかつての「智恵文村」で、元々は美深町の母体だった「下名寄村」から 1920 年に分村した村でしたが、1954 年にお隣の名寄市(当時は名寄町)と合併して現在に至ります。要は美…

宗谷本線各駅停車 (32) 「東風連・風連」

旭川行き 328D に乗車して、各駅停車の旅を再開します。名寄までの車輌は転換クロスシートでしたが、ここからはボックスシートの車輌です。 名寄駅を出発すると、列車はしばらく道道 538 号「旭名寄線」に並行して真南に向かって走ります。名寄高校の前を通…

宗谷本線各駅停車 (31) 「名寄・その5」

旭川行き 328D の発車まで 1 時間近くあるので(早く戻りすぎたのが悪いのでは)、名寄駅の待合室でのんびりと待とうか……と思っていたのですが、ここで妙なことに気づいてしまいました。 こちら、「列車の往復利用で安く!」と題されたポスターですが、「札…

宗谷本線各駅停車 (30) 「名寄・その4」

名寄駅で、次の各駅停車まで 2 時間 15 分待ちとなったので、ちょいと国道沿いの「西條」まで行ってロッテリアで「絶品チーズバーガー」を食してから、テクテクと歩いて戻ってきたのですが…… 旭川行き 328D は 16:42 に名寄を出発するので……どう見ても一時間…

宗谷本線各駅停車 (番外編) 「西條名寄店」

宗谷本線を各駅停車でのんびり旅する……には、実は名寄駅で 2 時間 15 分待つ必要があるということなので、途中下車して少しウロウロしてみることにしました。 名寄駅の駅舎は、どことなく和洋折衷っぽい趣のある、なかなか素敵な建物です。「JR 名寄駅」の文…

宗谷本線各駅停車 (29) 「名寄・その3」

終点の名寄駅で 4326D を降車後、跨線橋を渡って改札のある 1 番のりばにやってきました。 さすがは特急停車駅、もちろん「名所案内」も用意されています。近場の公園から遠くの山まで遠近両用と言った趣で(そういう意味じゃない)、ジャンルも各種揃ってい…

宗谷本線各駅停車 (28) 「名寄・その2」

名寄行き 4326D を終点まで乗車して、名寄駅にやってきました。後ろに見えているのが折り返し 4327D となって音威子府に向かい、90 分ほど停車した後に 4331D に化けて稚内に向かうキハ 54 506 です。 次の列車を確認 2 番のりばと 3 番のりばの間には「発車…

宗谷本線各駅停車 (27) 「日進・名寄」

名寄行き 4326D は九度山と天塩川に挟まれた狭隘区間を無事通過して、次の「日進駅」に向かいます。4326D が稚内駅を出発したのが 10:52 でしたから、間もなく出発から 3 時間半が経過することになります。早いものですねぇ。 一時的に南西に向かっていた宗…

宗谷本線各駅停車 (26) 「智恵文・北星」

名寄行き 4326D は智北を出発しました。道道 252 号「名寄美深線」の向こうに川が見えてきましたが…… こちらは毎度おなじみ、川ではなく河跡湖(三日月湖)の「智恵文沼」でした。ちなみに「智恵文」という地名自体が chep-un-to(魚・入る・沼)の音訳と言…

宗谷本線各駅停車 (25) 「南美深・智北」

名寄行き 4326D は美深を出発して、次の「南美深」に向かいます。1 区画半(=0.8 km 強)を過ぎたところで市街地が途切れて、車窓には再び農地(牧草地かも)が広がります。 このあたりは「殖民区画」に基づいて建設された道路が今もそのままで、宗谷本線に…

北海道のアイヌ語地名 (886) 「イオナイ川・文知也山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 イオナイ川 i-o-nay??アレ・多くいる・川 (?? = 典拠未確認、類型あり) 名寄市…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (96)「道道 688 号・名寄側の終点」

北海道電力の「雨竜発電所」を横目に眺めながら、道道 729 号「朱鞠内風連線」を西に向かいます。名寄市と幌加内町の境界は、定番の分水嶺上にあります。 幌加内町のカントリーサインは「- 41.2 ℃」の観測史上最低気温(でしたっけ)をあしらったものです。 …

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (95)「北海道電力雨竜発電所」

国道 40 号で風連町(現在は名寄市風連町)の中心部に向かっていましたが、セイコーマートの前の交叉点を右折して、国道 40 号から離れます。 真西に向かう道路はおそらく市道だと思われますが、途中で風連駅からやってきた道道 729 号「朱鞠内風連線」と合…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (94)「リバーシブルな雪質日本一」

「名寄公園」から道道 538 号と道道 798 号で西に向かって、国道 40 号まで戻ってきました。左折して、旭川方面に向かいます。 毎度おなじみの国道 40 号の景色です。 「名寄美深道路」の起点である名寄 IC は、実は名寄の市街地の南側にあります。「名寄南 …

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (93)「『キマロキ』のおまけの『ヨ』」

名寄市は「名寄公園」の近くに展示されている「キマロキ編成」の話題も今日で最終回となりました。最後尾には車掌車である「ヨ 4456」が連結されています。腕木式信号機も設置されていて、雰囲気を高めていますね。 逆アングルから眺めてみます。ガラス窓の…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (92)「『キマロキ』の後ろの『キ』」

準鉄道記念物「キマロキ編成」の 4 両目、後ろの「キ」である蒸気機関車「D51 398」の話題です。D51 は言わずと知れた、日本の貨物用蒸気機関車の標準形式とも言えるものでした。この車両は連接棒が赤く塗装されていたり縁取りが白かったりで、随分とおめか…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (91)「『キマロキ』の『ロ』(後)」

「キマロキ編成」の「ロータリー車」の話題をもう少しだけ続けます。保存展示されている「キ 604」は前後の入り口が開放されているので、次は後ろの入り口から中を見てみることにしましょう。 自走できないロータリー車 進行方向に向かって左側、蒸気機関車…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (90)「『キマロキ』の『ロ』(前)」

「名寄公園」の近くに保存展示されている「キマロキ編成」の話題を続けます。次は「キマロキ」の「ロ」にあたる「ロータリー車」です。 この「ロータリー車」には複数の扉があり、前のほうと後ろ(と言っても車両全体で見ると中央ですが)の入り口から中に入…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (89)「『キマロキ』の『キ』と『マ』」

「名寄公園」の近くに保存展示されている「キマロキ編成」の話題を続けます。頭上にめちゃくちゃ広がる青空、いいですよねぇ~ まずは「キマロキ」のおさらいから。「蒸気機関車」「マックレー車」「ロータリー車」「蒸気機関車」そしておまけの「車掌車」か…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (88)「準鉄道記念物『キマロキ』編成」

「名寄公園」からほど近い一角に、黒塗りの高級……確かにある意味高級ですが、どちらかと言えば「特殊車両」……が保存されていました。 先頭の蒸気機関車には、立派なヘッドマークもつけられていました。 ヘッドマークには「準鉄道記念物 排雪列車『キマロキ』…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (87)「余韻を残して走り去る」

朝イチで洗車を終えたので、今度こそ、本日最初の目的地に向かいます。 道道 538 号「旭名寄線」で JR 宗谷線をオーバークロスして東に進むと、右手に「名寄神社」が見えてきました。名寄神社の近くに「名寄公園」もあるとのこと。 ということで、右折して名…

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (86)「強烈!下部洗浄ふたたび」

「グランドホテル藤花」さんをチェックアウトして、駐車場に向かいます。ホテルと駐車場の間の道路は広々としていて、まるで住宅街のようです(道内では割とよく見かける風景ですね)。 駐車場に戻ってきました。遠目ではそれほど気になりませんが、前の日に…

Bojan のホテル探訪~「グランドホテル藤花」編(後編)

「グランドホテル藤花」(──ふじか)さんの話題を続けます。建物は「本館」と「新館」があるのですが、本館の 1F にはなかなか立派なロビースペースもありました。ウェディングドレスのサンプルが飾ってあるホテルは、割とハズレが少ない印象があります。 Hy…

Bojan のホテル探訪~「グランドホテル藤花」編(中編)

名寄市街のど真ん中にある「グランドホテル藤花」(──ふじか)の話題を続けます。前・後編の 2 回で行けるだろう……という計算でしたが、あっさりと断念しました(汗)。 バス・トイレ 二日目の今日は、バス・トイレの話題からです。肝心な部分の写真を撮り忘…