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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (プロローグ 2) 「『T・R・S』と書いて『テラス』と読む」

奈良県道 38 号「桜井都祁線」で名阪国道の「針 IC」に向かいます。名阪国道の下にカルバート(ですよね)が見えてきましたが、明らかに狭そうな感じです。

青看板には妙にリアルな「おにぎり」と「ヘキサ」が描かれていますが、県道 38 号の幅が明らかに狭くなっています。これまた妙にリアルな……。

幸い、名阪国道の「針 IC」へは右折なので、このカルバートをくぐる必要は無いのですが……

極小サイズの青看板っぽいものがありました。柱のサビ具合も含めて味がありますね……。

突然のハーレー

県道 38 号と国道 369 号を結ぶ道路(市道でしょうか)が名阪国道の南側に隣接しています。自動車専用道路の側道のようなロケーションなので、まるで逆走しているように見えてしまいますが、ここはどちらの方向も走行可能です。

決して狭い道では無いのですが、センターラインも路側帯も見当たりません。幹線道路っぽく無い道ですが、実際に幹線道路じゃ無いですからそれも当然でしょうか。

ところが何故か、国道でも県道でも無く、どう見ても交通量が多いとは思えない場所に「ハーレー・ダビッドソン」の看板が。見た目の通り、ハーレー・ダビッドソンの販売店らしいのですが、それにしても凄いところに出店したものですね。

まぁ、名阪国道の「針 IC」のすぐ近くですし、「ハーレーに用のある人向けの商売」だと割り切ってしまえばこの立地もアリなのかもしれません。

21 世紀の公団ゴシック

セルジュ・ゲンズブールに思いを馳せているうちに(やめなさい)、国道 369 号の交叉点が近づいてきました。針 IC へはこの「針インター西」交叉点を直進することになります。公団ゴシックの案内板が見えますが、四隅が面取りしてあるので比較的新しい(21 世紀に入ってから?)看板のように見えますね。

停止線が比較的手前にあるのは、大型車が国道 369 号から左折する際のスペースが必要だからでしょうね。公団ゴシックの看板の支柱にも「名阪国道」「↑」「名古屋」「大阪」の文字が並んでいます。

謎の S 字カーブ

針 IC には道の駅「針テラス」が併設されています。道の駅の駐車場を共用する形で外食チェーンやコンビニが軒を連ねていて、名阪国道のサービスエリア代わりになっているようです。

「針インター西」交叉点から IC までの連絡路は何故か S 字カーブになっています。途中までは「針トラックステーション」に向かう誘導路としても機能していますが、まさかそのために道路を捻じ曲げる筈も無いわけで……。

「針インター西」交叉点があるということは「針インター」交叉点があっても不思議ではないのですが、見事に毎回信号に引っかかるのは不思議ですね……。道の駅へはここを右折ですが、道の駅「針 T.R.S」……? 「T・R・S」と書いて「テラス」と読ませるらしいのですが、なんかその……キラッとした感じが……。

そしてこの交叉点は十字路のように見えますが、左側は高速道路警察隊の駐車場に向かう道路のため、一般車が誤進入しないように青看板が置かれています。

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