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太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(三日目の朝食編)

三日目の朝を迎えました。「いしかり」は苫小牧に向かって順調に航行中です。

あれ、航海中でもロープが引っ張られた状態なんですね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

前面の展望は「ちょっと雲の見える青空」という感じでしたが、左側の展望は「どんより曇った空」に見えますね。ちょうど朝 8 時頃だったので日の出からは結構時間が経っている筈ですが、太陽の位置とも関係があるんでしょうか。

食事券との別れ

さて、ついに 5 枚綴りの食事券との別れを告げる時がやってきました。最後の一枚を握りしめて……

6 甲板にあるレストラン「サントリーニ」へ向かいます。レストランは 7:30 営業開始ですが、8:00 からは喫茶・軽食を提供する「ヨットクラブ」も営業を開始するので、「ヨットクラブ」の前にも人が集まっていますね。

黒板をチェック

レストラン「サントリーニ」にやってきました。7:30 の営業開始から 30 分以上経過しているので、もちろん行列などはありません。

朝食・昼食・夕食ともにバイキング形式での営業ですが、夕食が大人 2,000 円(小人 1,200 円)なのに対し、朝食・昼食は大人 1,000 円(小人 800 円)です。「スイート」の船客には夕食×2、朝食×2、昼食×1 の食事券が付帯するので、「スイート」のルームチャージには 7,000 円分の食事代が含まれている……ということになりますね。

朝食のメニューはいつも通り、黒板にリストアップされていました。

前日はこんな感じでした。必要とされる情報とおおよその位置は決まっているものの、レイアウトを含めてデザインの自由度は高そうですね。

消された「グラスワイン」

そしてこれまでスルーしてしまっていましたが、入口の左側には「太平洋フェリーオリジナルワイン」の入った木箱が置かれていました。

消された部分が気になりますが、どうやらグラスワインの提供が無くなったようですね。

オーシャンビューの朝食

朝食バイキングはこんな感じで。ヨーグルト取り放題なのは嬉しいですね。

オーシャンビューの席を確保したのですが、やはり右舷側も薄曇りっぽいですね。

8 時過ぎに入場したこともあってか、店内は思いのほか空いていました。朝食は 30 分ずらすのが正解なのかも……?

幻の「ルーム・イア」!

新日本海フェリーあたりと比べると、太平洋フェリーは比較的穏やかな太平洋を比較的穏やかな速度で航行していますが、それでも什器類はしっかりとアンカーで固定されています。

食器返却口にはこんな袋の用意も。

食事を終えてレストラン「サントリーニ」から退店しようとしたのですが、ふと(出口に向かって)左側を見ると……あっ!

これまでいつ見ても扉が閉じられていた、謎に満ちた「ルーム・イア」の扉が開いています! 中にはテーブルが 6 つ置かれていて 24 人分の席があるようですが、こうやって見てみると……意外と普通の部屋ですね(汗)。

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