Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(下船編)

「いしかり」は 10:30 頃に苫小牧西港に入港して、10:45 頃には所定の位置に停止しました(波に揺られたままですが)。10:47 に車輌甲板が開放されたとのアナウンスがあったので、キャリーバッグ片手に 5 甲板のエレベーターに向かいます。

あれ、この瓶はもしかして……

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

この瓶……のような気が。5 甲板のショップで購入したものですが、飲み終えた後ゴミ箱に捨てるのを失念していたようです。すいませんでした……。

下船の際には、部屋の電気のマスタースイッチに挿していたカードを抜き取るのも忘れないように……。

同乗下船は NG

車輌甲板へは 5 甲板からエレベーターで降りることになります(階段も使用可能)。搭乗券と繋がっていた「下船券」を切り離して、係の人に手渡します。搭乗券の「乗船用」券片と「下船用」券片はしっかりと枚数のチェックが行われるので、必ず手渡すようにしましょう。

この日も(前日に引き続き)「同乗下船」は NG とのこと。「同乗下船」はドライバー以外の同乗者も車輌甲板から車に乗って下船できるシステムで、船客にとってはメリットしか無いんですが、車輌甲板(とエレベーター・階段)が混雑するという欠点があるんですよね。

車輌甲板に向かうのはドライバーのみということなので、エレベーターもそんなに行列ができること無く、すんなりと移動できそうです。

10:57 の時点で既に下船口のドアは開いていて、徒歩での下船も一通り終わっていたように見えます。時刻表では 11:00 着となっていましたが、ちょいと早めに下船を開始できたようですね。

車止め……?

ギリギリまで部屋で粘っていて大丈夫なのか……という話もあるのですが、今回は 2 甲板に車輌を置いていたんで、まぁ大丈夫でしょう(3 甲板の車輌がそれなりに捌けてから下船開始となるので)。エレベーターで 2 甲板に戻ってきました。

2 甲板からの出入りは可動式スロープを経由することになりますが、現時点ではスロープは跳ね上がった状態なので、出ようにも出られない……ということになりますね。

自車のところに戻ってきました。あれ、何故かうちの車だけ車止めが……無い……?

前後はそれなりにスペースが空いているのですが、左右は割とカツカツな感じですね。左右ともども乗車は大変なような……。あと左の車の車止めもいつの間にか無くなっているので、ちょうど車止めを取り外す作業が始まったあたりだったんでしょうか……?

スロープを駆け上がって

車内に戻りました。真っ先にすべきは「苫小牧」のカードの取り外し、ですね(つけたままだと道交法違反……かも?)。

車内で待つこと数分、赤色回転灯が光りました! ついに可動式スロープが下りてくるようです。

2 甲板に戻ってきたのが 10:59 ですから、約 10 分ほどでスロープが下りてきたことになりますね。ちょうどいいタイミングだったんじゃないでしょうか。

それでは、スロープに向かいましょう。

下船!

スロープの先には神々しい光が見えます!

3 甲板の車輌はすっかり捌けていました(いつの間に……?)。そのまま直進してバウランプに向かいます。

名古屋港を出港してから約 40 時間ほどで、ついに北海道に上陸です!

ご愛読ありがとうございました。引き続き「春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017」をお楽しみください。

これまでの「太平洋フェリー『いしかり』スイート乗船記」の記事一覧はこちらからどうぞ。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International