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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (134) 「晩成温泉」

生花苗沼」を後にして、「山振施設内連絡道オイカナマイトー線」で「晩成温泉」に向かいます。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

上り坂を駆け上がると……

左側(海側)には「生花苗沼」の流出河川である「生花苗川」が。沿岸流が運搬した流砂で河口が捻じ曲げられた地形ですね。

海沿い(実は川沿い)の見晴らしの良い道を南西に向かうと……

前方に建物(複数)が見えてきました。どうやらあの一角が「晩成温泉」のようですが、北海道の温泉で良くある「ポツンと一軒家」では無いんですね。

みんな大好き晩成温泉!

道道 881 号「ホロカヤントー線」の起点にほど近い Y 字路に戻ってきました。右折して道道 881 号に入ると「大樹町市街」まで 24 km とのこと。道内基準で考えると割と普通の距離の筈ですが……。

Y 字路を左折して「晩成温泉」に向かいます。キャンプ場と温泉施設がある筈ですが、右側にも二階建ての建物が見えます。これは「晩成の宿」という名前の「大樹町学童農業研修センター」とのこと。合宿専用の施設を別途設けているのですね。

左側に見えるのが「晩成温泉」の建物で、手前がキャンプ場のようです。温泉施設のすぐ脇のキャンプ場というのはワイルド感に欠けるような感じもしますが、ひと風呂浴びてから外のテントで夜を過ごすというのも、それはそれで楽しそうな感じがします。「はじめてのキャンプ」にも良さそうですし、なんだかんだでリピートする人も多そうな予感が……。

あ、「晩成温泉」自体には宿泊施設は無いんですね……(今知った)。なるほど、それで合宿用の施設が別に存在するのですね。

「ポツンと一軒家」っぽい印象のある晩成温泉は 1980 年に開業とのこと。近くに火山があるわけでも無いので「温泉地」っぽい印象は無いのですが、やはりと言うべきか源泉の温度は 18.0 ℃ だそうで、ボイラーで加熱するタイプの「温泉」のようです。

しっかし、ゴールデンウィークとは言え、結構な車の数ですよね。海沿いの静かなロケーションということもあるからか、広く人気を集めているようです。

海が見えてきた!

晩成温泉の前をスルーして、更に南西に向かいます。この先には「ホロカヤントウ」がある筈なのですが……

左側に再び海が見えてきました。このあたりは標高 14 m の海岸段丘で、大津波はともかく高潮レベルでは水をかぶる心配は無さそうな感じでしょうか。

掘割の向こうに海が見えてきました!

坂を下りると……この先はダート路のようです。

ところでホロカヤントーはどこ?

ダート路は高台(海岸段丘の上)に向かって続いています。海側に伸びていると思しき道は「進入禁止」の柵で塞がれていました。

右側の坂を登った先には駐車場らしいスペースがあり、「ホロカヤントー竪穴群遺跡」がある……らしいのですが、現地にはそれらしい案内も見当たらなかったので、ここから先に進むのを諦めてしまいました(無念)。

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去、フロントガラスへの映り込み除去

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