車内の運賃表がついに「広尾」までの運賃を表示してしまいました。帯広駅前から広尾までは 1,880 円なんですね(2017 年時点)。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
バスは「広尾高校前」バス停のすぐ先の交叉点を右折して、国道 336 号を離れました。
右手に「広尾駅」が見えてきました。国鉄時代の駅舎がそのまま残っているみたいですね(後に建て替えられてしまいましたが)。
「広尾」バス停に到着!
バスは(おそらく)定刻通りに「広尾」バス停に到着しました。すっかり失念していたのですが、このバスは「広尾」バス停が終点ではなく「広尾営業所前」が終点で、終点までは 17 分ほど要するとのこと。
十勝バスの広尾営業所は駅の 1.3 km ほど西にあるのですが、時刻表の通りにバス停をプロットしていくと……
想定以上に複雑なルートだったようで(汗)。なるほど、これは 17 分かかっても不思議は無いですね。
ということで、帯広駅前から広尾までお世話になった「創立 90 周年記念 復刻塗装車両」は……
終点の「広尾営業所前」に向かって出発してしまいました。
日勝線の時刻をチェック
「十勝バスのりば」のバス停には「帯広駅前方面ゆき」の文字の下に「帯広駅前方面」行きと「広尾営業所」行きの時刻表が並んでいました。厳密には間違っていますが、まとめて確認できるほうがうっかりミスを防止する上で有効っぽい感じも。
裏面には「広尾営業所」の文字があり、見事に真っ白になっていました。
「ジェイ・アール北海道バス」の「広尾駅」バス停には「様似営業所前」行きのバス(日勝線)の時刻が出ていました。平日でも 3 往復しか無く、十勝バス広尾線と比べると随分と少ないですね……。
2017 年時点では、平日もそれ以外も 10:00 発の便が設定されていましたが、現在は平日のみ発車時刻が繰り上げられているようですのでご注意ください。
ジェイ・アール北海道バスの「広尾駅」バス停からは、札幌行きの高速乗合バス「高速ひろおサンタ号」も発着して……いたのですが、2023 年 11 月から「当面の間運休」になってしまったとのこと。運休の理由は「運転手不足」だそうですが、最近はどの会社も「乗務員不足」を隠さなくなりましたね……。
広尾バス待合所
かつての「広尾駅」は「広尾バス待合所」となっていて、「広尾線鉄道記念館」を併設している……っぽいですね。
広尾駅の駅舎は随分と立派な建物でした。屋根の上には鐘もついていたんですね。
駅の東側は「広尾町鉄道記念公園」として整備されていました。蒸気機関車の動輪が置かれていたり、腕木式信号機が置かれていたりします。
西側はジェイ・アール北海道バスの操車場になっているようで、10:00 発の様似行きと思しきバスが待機中でした。
様似行きバスの発車まで 20 分ほど時間があるので、「広尾バス待合所」こと旧・広尾駅の中をウロウロすることにしましょう。
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