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ジェイ・アール北海道バス 日勝線の旅 (25) 「ことに」

様似町に入ります。えりも町と様似町の境界付近を流れる「ニカンベツ川」の「二雁別橋」はちょうど架替中でした。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。

様似町……に入っちゃいましたね。広尾から様似までは 2 時間弱の行程で、様似町の南東端にある「留崎」バス停には 11:27 に到着予定だったのですが、どうやら遅れもなく走行中のようです。

「旭」バス停

前方に「旭」バス停が見えてきました。ちゃんとバスの停車スペースが用意されているのは流石ですね。

様似町に入ったので、ここにはえりも町でおなじみだったトンガリ屋根のバス待合室は存在しません。

例によって例のごとく、後続車をやり過ごしてから出発です。

「黄金道路」じゃないので「白銀道路」?

久しぶりに(黄金道路以来?)覆道に入りました。この覆道も内部がピッカピカに見えますが、いつ頃整備されたものなんでしょう……?

右カーブを抜けた崎が「幌満ほろまん」です。正面にトンネルの入口と海側の旧道が見えていますね。

旧道の状態は悪く無さそうに見えますが……

ただ、西側(トンネル出口付近)で崖が崩れているようで、西側の出入り口はフェンスで封鎖されていました。

国道 336 号は幌満川を渡り、そのまま「幌満トンネル」に入ります。

出入り口のある覆道

「幌満トンネル」を抜けると、すぐに「ルランベツ覆道」です。

「ルランベツ覆道」の中に入ります。それほど古いようには見えないですが、実はこれでもそこそこ経っているんでしょうか……?

この「ルランベツ覆道」ですが、途中に旧道の分岐があるらしく……

旧道沿いに人家がいくつか存在するので、廃道にするわけにはいかない……ということなんでしょうね。

「ことに」

現在の国道 336 号は、海沿いの旧道の代わりに「山中トンネル」で一気に抜けるのですが、トンネルを抜けた先に駐車スペースがあり……

様似行きバスはスローダウンして後続車をやり過ごしていました。バスはちょくちょく道を譲ってくれるので、後ろについてしまってもしばらくの我慢です!

運賃表示機に「次は『ことに』です」と表示されました。様似にも「コトニ」があったんだ……というのが驚きなのですが、バス停の名前が何故かひらがななのも謎ですね。

地理院地図には「冬島」の手前に「コトニ川」が流れていて、その少し手前に「コトニ」という地名も描かれていました。ただ、不思議なことに「ことに」バス停は「コトニ川」よりも随分と手前の「オソスケウス川」のあたりにあります。

ベテランの風格?

「東冬島トンネル」が見えてきました。どう見ても覆道ですが、途中に岩山をくり抜いたトンネル区間があり、そのため「トンネルとそれに付随する覆道」という扱い……なんでしょうか。

あ、ドンピシャ(死語?)のタイミングで撮影できていましたね。前方に見えるちょっと暗い区間が「東冬島トンネル」のようです。

道路の右側に交通遮断機が置かれていました。予め「通行止のお知らせ」がセットされているあたりにベテランの風格が感じられますね。

左側の「通行止」が妙に傾いていて、ラッピング?がまくれ上がっているように見えるのが気になりますが、最新のストリートビューでも全く同じ状態でした。

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去

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