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北海道の旅 2008/夏 (14) 「どうでもいいことに限ってすぐ気がつく」

越川橋梁は夏以外が良い

ちょいと遅くなったものの、「越川橋梁」を見ることができて満足でした。ただ、思った以上に周りの木々が鬱蒼としていたのは計算外でした。もっと橋の全貌が見渡せると思っていたのですが、季節を選ぶようですね(秋口あたり?)。

さて、Day 3 はウトロの「ホテル知床」に宿を取ったので、ウトロに向けて急ぎます。途中で「オシンコシンの滝」という、ちょっとした景勝地があるのですが、国道 334 号線はその脇を「オシンコシントンネル」で通り抜けています。

どうでもいいことに限ってすぐ気がつく

ここで、重大なことに気づいたのでした。これって、今日初めてのトンネルだな、と。稚内から 8 時間近く、距離にして 440km ほど。ひとつもトンネルが無かったのですね。

本当は、国道 238 号の「北オホーツクトンネル」があったのでした。ただ、気まぐれでトンネルを通らずに、旧道を抜けてきた経緯は、8/27 の記事に書いた通りです。

その「オシンコシントンネル」を抜けると、7km ほどでウトロの中心地です。ナビの言うままに、推奨ルートを辿ってみたところ、なぜか最後はダート(未舗装路)に誘導されましたが……。18 時過ぎに「ホテル知床」に到着です。

翌朝、明るくなってからの写真ですが……。

かなり巨大な温泉旅館でした。

土産屋さんの副業

大勢の宿泊客でごった返す中、フロントでチェックインすると、「部屋までご案内します」とのありがたい申し出が。ただ、ホテルのボーイさんのような洗練された動きではなく、いかにも慣れていない雰囲気がありありと……。話を聞いてみると、本職は土産物を売っている売店の店員さんなんだとか。増築に増築を重ねたホテルで、宿泊客が迷わないように、純粋に「部屋まで道案内」をしてくれた、というのが真相のようです。

面白いのが、従業員のネームプレートに「○○出身」と書かれていることで……。エレベーターですれ違った女性従業員は「三重県出身」でした。学生さんのバイトなんでしょうね、きっと。

明日(Day 4)の予定

ウトロは知床半島へのベースキャンプとなるところで、「知床五湖」や「知床峠」へは車で行くことができますが、かの「知床岬」には、そもそも道路が通じていない、という理由で、行くことができません。仕方が無いので、事前に観光船を予約しておきました。二十数人乗りの小型クルーザーです。

クルーザーの出発は 9:30 で、クルーザー屋さんからは「9 時には店に来てください」と言われていたので、日付が変わる前に床についたのでした。

何が悲しくて、知床の温泉旅館でサーバサイジングをせにゃあならんのか……(←
あ、噂通り PHS は圏外でした。:-)

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