「千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩く」の第四回です。これ、さすがに年を越してはまずいので、何とか今日中に片付けないと……(←
「番外編」は、いずれ日を改めて。
藤棚から「前屋」を望んだところです。待合所のような使われ方をするのだと思います。もう少し適切な表現があると思うのですが、なにぶん語彙が乏しいもので……。
「前屋」の中から外を撮影したものです。ちょうど段差のないプラットホームのような感じですね。
このように、長椅子が用意されていて、一息つくことができます。そして、柱になにやら張り紙がしてあるのですが……。
モラルハザードもここまで来たか、といったところでしょうか。
献花してきました
「前屋」から「本屋」(納骨堂相当?)を望んだところです。近すぎず遠すぎず、広すぎず狭すぎず。適度な距離感のように思えます。「本屋」のサイズもこぢんまりとしていて良いと思うのですが、納骨室自体は既に手狭になっているようですね。先の戦争にて、国外で非業の死を遂げた人の数がいかほどのものだったか知れるというものです。
祭壇には多くの菊花が供えられていました。墓苑を訪れることがあっても、花を供えるという発想が無かったもので、「失敗したなぁ」と思ったのですが……。
祭壇のすぐ外で菊の花が無人販売されていました(・∀・)。おかげさまで、白と黄色を一本ずつお供えすることができました。ありがたいことです。
まとめ
墓苑を訪れたのは 12/23 の天皇誕生日だったのですが、殆ど人の姿を見かけることがありませんでした(見かけたのは、散歩をしていたと思しき年配の方と、苑内を掃き清めていた女性作業員の方のみ)。まぁ、この墓苑の性質上、これが正しい姿なのかも知れません。
この墓苑には、政争の道具として使われることなく、いつまでも今のままの姿であり続けてもらいたいと、心より思うものです。
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