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北海道・東北の旅 2010/夏 (10) 「『北海道立アイヌ民族文化研究センター』に行こう!」

「三航北国日誌」第 10 回です。今日からは Day 2 の話題でお届けします。

「北海道立アイヌ民族文化研究センター」に行こう!

在野のアイヌ語地名研究家として知られた山田秀三さんが遺された膨大な資料群は、「北海道立アイヌ民族文化研究センター」に寄贈されて、今は「山田秀三文庫」として公開されている……と知りました。せっかく札幌に来ていることですし、どんなものか見ておきたいよね、ということで……。

東京駅、ではなくて道庁にやってきました。「アイヌ民族文化研究センター」は道庁の別館にあると聞いたのですが……。

信頼と平和

こちらは「道庁本庁舎」ですね。

さりげなく四島の返還を主張していたりもします。

歩いている人のヨレヨレ具合が夏の暑さを偲ばせます。

床暖房の駐車場は実在した

私も酷暑の中、「別館」および「別館西棟」に足を運んだのですが、肝心の「アイヌ民族文化研究センター」は見つかりません。おっかしーなー、と思って歩いていると、どーでもいいことばかり発見してしまうもので……。

ロードヒーティング」なんてあるんですね。かのソラミミスト安齋肇氏の事務所は駐車場が床暖房だと聞きましたが、本当にあるんですねぇ……(どんな感心の仕方だ)。

「バチェラー記念館」はこちら

地図とにらめっこしながらウロウロと歩いていたところ……

北方民族資料室」「バチェラー記念館」なる案内板を発見。しかし肝心の「アイヌ民族文化研究センター」の記載はなし……、どうしたものでしょう。

まぁ、仕方が無いので「北方民族資料室」を目指して歩いてみることにしましょう。

庶民的な店が軒を連ねる雑居ビルの例

すると、植物園の手前に雑居ビルがありました。地下には庶民的な店が軒を連ねているようなのですが……

ふと気になって、中に入って見たところ、

おや?

ありました(・∀・)。んなあほな……。

というわけで、「北海道立アイヌ民族文化研究センター」は「緑苑ビル 1F」にありました。しかも真下が「地下飲食街」です。うーん、まさかの擬態(←)でした。

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