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道東の旅 2013/春 (156) 「瀬石温泉・相泊温泉」

セセキの滝

さて、前方に見えたこの滝ですが……

この滝は「セセキの滝」と言うのだそうです。「セセキ」は「瀬石」と書かれることもありますが、元々は「温泉」を意味するアイヌ語のようです。知床半島の西側にある「カムイワッカの滝」は湯が流れ落ちる滝として有名ですが、この「セセキの滝」を流れるのは「湯」なのか、それとも「水」なのか、どっちなんでしょうね。

名前からは「湯の滝」のようにも思えるのですが、「湯が流れている」という話は耳にしないので、やはり普通に水が流れ落ちている滝なんでしょうか。

瀬石温泉

「セセキの滝」の前を通過すると、程なく「瀬石」の集落に到着します。

「瀬石」には、その名の通り「瀬石温泉」という温泉があります。この温泉は「川湯」ならぬ「海湯」とも言うべき構造で、満潮時には湯船が沈んでしまうのだとか。ちょくちょく TV でも取り上げられているので、ご存じの方も多いかと思います。

相泊温泉

瀬石から更に数百メートルほど走ると、もうすぐ「相泊」の集落です。

右手に何やら建物が見えますが……

実は、これが「相泊温泉」の建物だったようです。ここは瀬石温泉とは違って湯船を覆う建物があるのですが、荒天時は撤去されてしまうのだとか。

あと 500 m で行き止まり

相泊温泉から更に北に進むと、道は緩やかに右にカーブして……

あと 500 m で「行き止まり」となります。

道道 87 号線の終点が近づいてきました。あともう少しです。

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