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道東の旅 2013/春 (245) 「ナウマン国道をゆく」

大津漁港

ということで長節湖を後にして、再び車を走らせます。

来た道をそのまま引き返すのも芸がないので、ちょっと遠回りですが大津漁港を経由することにしました。ということで、海沿いの道を北東に進みます。

このあたりは、十勝川によって運ばれた砂で形成された地形だと思うので、おそらく遠浅の海で港には向いていない地形なのでしょうね。大津漁港は苫小牧港などと同じく人工的に開削された港のようで、本来はまっすぐ走っていたと思しき道路の間が港になっていました。見た感じ直進できそうな雰囲気ですが、左折しないと海に落ちてしまいます。

(この背景地図等データは、国土地理院地理院地図から配信されたものである)

回り道をして漁港のあたりを通り過ぎると、倉庫などが立ち並ぶ一角にやってきました。このまままっすぐ進むと大津の町で、お寺や神社や、郵便局や学校などが立ち並んでいるようです。

大津旅来線

大津の集落と、渡し船が出ていた旅来(たびこらい)の間は、道道 911 号「大津旅来線」で結ばれています。それにしても「旅来」というのはロマンのある地名ですよねぇ。

十勝河口橋の南側に戻ってきました。ここを左折して国道 336 号「ナウマン国道」に戻ります。ちょうどいいタイミングで先行車がフレームインしましたね(笑)。

ナウマン国道をゆく

十勝中部は引き続き「なだれ注意報発表中」のようですね。

ちょっとピントがボケちゃってますが、「ワッカリベツ川」という小川を渡った少し先で、右手に道路が分かれています。この道が国道 336 号の旧道で、旅来の渡し船乗り場に向かっていました。現在は既に国道の指定を外れているようです。

更にしばらく進んでゆくと、今度は道道との交叉点が見えてきました。ここを左折すると、今度は「湧洞沼」に行けたようです。

豊頃から大樹にかけての海沿いには、北から「長節湖」「湧洞沼」「生花苗沼」「ホロカヤントウ」と湖沼が並んでいる(あと内陸寄りに「キモントウ沼」も)のですが、この中で一番規模が大きいのが「湧洞沼」のようでした。湖より大きな沼というのもなんか不思議な感じもするのですが……。

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