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秋の道南・奥尻の旅 (137) 「ここから 310 m」

上を向いて走ろう」キャンペーン(だったのか)は絶賛継続中です。

静狩にやってきました。sir-tukari で「山・の手前」という意味ですが、アイヌ語の音韻変化の法則で実際には sit-tukari と発音されます。故に「しっつかり」→「しずかり」となるわけですね。

「静狩」は「山・の手前」だけあって平野の端っこに位置しています。静狩から豊浦までの海岸線は非常に険しい地形のため、国道 37 号は一旦日本海側(!)の黒松内町域を経由して豊浦に向かいます。別の言い方をすれば、国道 37 号は静狩の集落を経由せずに日本海側に向かうことになります。従って、静狩の集落に向かうには国道を離れないといけないのですが……

警告標識、でかすぎません?(汗)

静狩に向かわず静狩峠に向かう

国道 37 号は左にカーブして JR 室蘭本線をオーバークロスします。

いやぁ~、いい天気ですね。空が青いだけで景色の彩りがひときわ鮮やかになります。

さて。国道 37 号は山裾に沿って少しずつ高度を上げてゆきます。西側に山があるので日陰の部分も増えてきました。

ここから 310 m

前方に「静狩トンネル」が見えてきました。そして黒松内町カントリーサインも……。

ただ、良く見ると、カントリーサインの下に「ここから 310 m」の文字が。町境はトンネルのちょうど中央あたりなので間違っていないのですが、「300 m」ではなく「310 m」なのがキッチリしていていいですね。

静狩トンネルに入りました。このあたりが町境でしょうか……?

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