Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

山越郡長万部町

秋の道南・奥尻の旅 (138) 「礼文華橋と旧道と旧々道」

国道 37 号の「静狩トンネル」を抜けた先は、日本海側の黒松内町でした。出迎えてくれたのはこちらの看板ですが…… なんかかわいいですよね(笑)。この先を左折すると、来馬川から朱太川沿いを経由して黒松内の中心街に出ることができます。また黒松内新道の「…

秋の道南・奥尻の旅 (137) 「ここから 310 m」

「上を向いて走ろう」キャンペーン(だったのか)は絶賛継続中です。 静狩にやってきました。sir-tukari で「山・の手前」という意味ですが、アイヌ語の音韻変化の法則で実際には sit-tukari と発音されます。故に「しっつかり」→「しずかり」となるわけです…

秋の道南・奥尻の旅 (136) 「上を向いて走ろう」

長万部で給油を済ませて勇気百倍!状態で旅を続けます。国道 5 号は直進して「山線」沿いを往くことになりますが、今回は右折して国道 37 号に入ります。 国道 37 号に入って少し走ったところで、視察中の党幹部っぽい方々(違う)と出会いました。 前方に、…

秋の道南・奥尻の旅 (135) 「841.7 km」

国縫の集落を抜けると、北檜山からやってきた国道 230 号「美利河国道」との交叉点が見えてきました。この先は国道 5 号と国道 230 号の重複区間です。 ということで、重複区間に入りました。 相変わらずのいい天気の下、更に北上してまずは長万部に向かいま…

秋の道南・奥尻の旅 (134) 「ロコツ!」

国道 5 号を北上して、この日のゴール(あれ、どこでしたっけ?)を目指します。 青い空、白い雲…… 国道 5 号は JR 函館本線と並走して「山崎」のあたりを通過します。「山崎」というのは確か意訳地名で、山の尾根が岬のように張り出した地形を表していたか…

アイヌ語地名の傾向と対策 (434) 「茶屋川・美利河・ニセイベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 茶屋川(ちゃやがわ) kucha-un-i?山小屋・そこにある・もの(川) (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 長万部町南部を流れる国…

アイヌ語地名の傾向と対策 (433) 「犬尻川・パンケイ川・ルコツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 犬尻川(いぬしり──) inun-us-nay漁季だけ寝泊まりする小屋・多くある・沢?漁のために滞在する・いつもする・沢? (典拠あり、類型あ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (432) 「国縫・ワルイ川・ベタヌ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 国縫(くんぬい) kunne-i?黒い・ものkunne-nay?黒い・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 長万部町南部の地名で、同名の駅も…

アイヌ語地名の傾向と対策 (431) 「栗岡・オバルベツ川・フラノベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 栗岡(くりおか) yam-ni-us-i栗・木・多くある・もの (典拠あり、類型あり) JR 函館本線の長万部駅と二股駅の中間あたりに位置する…

アイヌ語地名の傾向と対策 (430) 「イヌヌシナイ川・突田川・土津田川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) イヌヌシナイ川 inun-us-nay漁のために滞在する・いつもする・沢漁季だけ寝泊まりする小屋・多くある・沢 (典拠あり、類型あり) メ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (429) 「チブタウシナイ川・ペタヌ川・メムナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) チブタウシナイ川 chip-ta-us-nay舟・彫る(作る)・いつもする・沢 (典拠あり、類型あり) 長万部町知来のあたりを流れている知来川…

アイヌ語地名の傾向と対策 (428) 「蕨岱・トマムナイ川・知来」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 蕨岱(わらびたい) warumpe-hur?ワラビ・丘tuwa-us-i?ワラビ・多くある・ところ (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 長万部町北…

アイヌ語地名の傾向と対策 (427) 「長万部・ナイベコシナイ川・キュウシバッタリ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 長万部(おしゃまんべ) o-samam-pet河口・横になっている・川 (典拠あり、類型あり) 黒松内の南に位置する噴火湾沿いの町の名前で…

アイヌ語地名の傾向と対策 (426) 「静狩・オタモイ山・写万部山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 静狩(しずかり) sit-tukari山・の手前 (典拠あり、類型あり) 室蘭本線の小幌駅と長万部駅の間にある駅の名前です。ということで、…

アイヌ語地名の傾向と対策 (425) 「小幌・辺加牛・鼠の鼻」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 小幌(こぼろ) kew-poru?死体・洞窟 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 長万部町と豊浦町の町境上にある室蘭本線の駅の名前で…

秋の道南・奥尻の旅 (23) 「美利河峠」

道央道を国縫 IC で流出して、国道 230 号でせたなに向かいます。……プリウスも結構最低地上高が低いんですね(汗)。 国道 230 号に入りました。山の中の快適な一本道です。前方に道路情報表示板がありますが…… 「秋の全国交通安全運動 実施中」に…… 「子ど…

秋の道南・奥尻の旅 (22) 「国縫 IC」

片側一車線・対面交通の道央道で路肩に車が止まっていると少々ドキッとする(逃げ場がないので)のですが、対向車線にはもっとドキッとする光景がありました。 現代の車両と道路のスペックを考えると、現状の制限速度は適切ではない……として、一部区間で制限…

秋の道南・奥尻の旅 (21) 「アール・デコ調でスピード注意」

道央道で長万部町に入ったところで、追い越し車線は惜しまれつつ終了しました。 そして、前方左側に長万部町静狩の海岸が見えてきたのですが、道路脇にアール・デコ調の(たぶん違う)こんなアートな看板が! 「この先長い下り坂 スピード注意!」と書かれて…

秋の道南・奥尻の旅 (20) 「大外から一気に」

黒松内新道の「黒松内南 IC」の出口が見えてきました。奥には「黒松内 JCT」の料金所も見えますね。 そして、その料金所にやってきました。ETC レーンが 1 つ、一般レーンも 1 つのシンプルな構成です。 右か左か真ん中か ETC レーンを徐行で通過すると、こ…

函館~根室 各駅停車の旅 (11) 「長万部・二股・蕨岱・黒松内・熱郛・目名・蘭越」

長万部駅(H47) 長万部から小樽までは 2949D に乗車します。 2843D 函館 14:26 → 長万部 17:282949D 長万部 17:44 → 小樽 20:42 ドアの上の路線図で、途中の停車駅を確認しましょう。 拡大すると、なんとか読めそうですね。長万部から小樽の間には 17 の駅…

函館~根室 各駅停車の旅 (10) 「鷲ノ巣・山崎・黒岩・北豊津・国縫・中ノ沢・長万部」

長万部行きの 2843D は 16:51 に八雲駅に到着しましたが、ここは日没の早い北海道、外がかなり暗くなってきました。 というわけで、ここまでは停車した駅すべてで写真を撮ってきましたが、全駅撮影はここで諦めることにしました。 鷲ノ巣駅(H53) 鷲ノ巣(…