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阪九フェリー「やまと」1 等洋室乗船記(小ネタ編)

7 甲板(7F)の浴室前には「阪九フェリーの歴史」とでも言うべきパネル群の展示がありましたが、7 甲板には「浴室」と「展望デッキ」以外に「特等室」がありました。

特等室は全部で 4 室あるとのことで、まるで「新日本海フェリー」の「スイート」のようですね。7 甲板にある客室は「特等室」だけなので、それ以外の利用客は立ち入らないように注意書きがあります。

部屋は左舷と右舷にそれぞれ 2 室ずつのようで、エレベーターの左右から廊下が伸びています。

今回は残念ながら「特等室」の客ではないので、これ以上の写真はありません。

小ネタ特集?

では、ここまで紹介できていなかったネタをちょちょいと放出してみましょう。

船内 Wi-Fi

廊下を歩いていて、無線 LAN のアクセスポイントが設置されているのが見えたのですが……

阪九フェリー「やまと」でも、船内で Wi-Fi が使えたようです。瀬戸内海だったらちょくちょく基地局の電波を拾えるんじゃないか……と思ったりするのですが、意外と拾えないんですよね……。

「船内設施仕様時間」

あと、室内には「スリッパ」や「ガイドブック」などが置かれているのですが……

こんなものも準備されていました。「案内所」「レストラン」「売店」の営業時間と「浴室」の開放時間、消灯時間などのほか、「明石海峡大橋」「瀬戸大橋」「来島海峡大橋」の通過時間などが全てリストアップされています。これは中文(簡体字)のものですが、日本語のものも……あったと思うんですが……(撮影してなかったらしい)。

浴衣貸出サービス

また、女性客向けに「浴衣貸出サービス」があるとのこと(先着 10 名)。日本語を含めて 4 ヶ国語で案内されているので、これもインバウンド需要を狙ったものかもしれませんね。

越えられない壁

話はちょいと変わって、これは船内の非常脱出経路図なのですが……

車輌甲板からエントランスロビーに向かう通路と、ドライバー室に向かう通路がわざわざ別々に設けられている……という話があったと思います。この赤枠の部分なのですが……

このようになっていました。ここまで完全に分離するメリットはあるのかな……と思ったのですが、そう言えばフェリー会社によっては車輌甲板を開放した際に乗船券を回収する場合がありましたよね。乗船券の回収を効率的に行うには、ちゃんと廊下と通路を分割する必要がある……ということなんでしょうね。

ちなみに廊下の先には「ドライバー室」だけではなくて「2 等指定室」もあったようです。

焼き立てパンのご予約方法

5 甲板(5F)の中央部には吹き抜けのエントランスロビーがあり、吹き抜けの下はサロンになっているのですが……

その一角になんとこんなものが!

こちら、「焼き立てパンのご予約方法」とあるのですが、乗船当日の 22 時までに商品を選択して支払いを済ませておけば、翌朝に焼き立てのパンをゲットできるというサービスの申込書だったのでした。こんな素敵なサービスがあったとは……!

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