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太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(初日の夕食編)

まだ出港まで 1 時間近くありますが、6 甲板のレストラン「サントリーニ」にやってきました。早めに乗船を開始して船内のレストランで夕食を提供するというのは他の会社でも見られますが、乗客にとってはメリットしか無いですよね!

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

レストラン「サントリーニ」のシンボルマークは、「S」の字の形をしたタツノオトシゴのようです。「サントリーニ」はギリシャの「サントリーニ島」に由来すると思われるのですが、「サントリーニ島」が「タツノオトシゴ」の形をしているとして、島の(非公式な?)シンボルになっているとのこと。

レストランはバイキング形式での営業で、入口にはこの日提供される料理の一覧が掲出してあります。クレジットカードでの決済はできないので要注意です。

提供される料理は和洋中を満遍なく取り揃えたと言ったところでしょうか。脱字があるのはご愛嬌ですね!

噂の「ロイヤルスイート予約席」

レストラン「サントリーニ」は 6 甲板の右舷側にあります。右舷側ということは方角で言えば南側で、窓からは名港中央 IC が見えます。

ちなみにこちらの席ですが、「ロイヤルスイート予約席」のプレートが置かれていました。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ロイヤルスイートの船客は夕食時にレストランのテーブルが予約されていて、しかも指定した時間に部屋までお迎えに来てもらえるという超至れり尽くせりなサービスが付帯するんですよね。

今回は「ロイヤルスイート」ではなく「スイート」なのですが、レストランでの 5 食分はルームチャージに含まれているものの、テーブルの予約やお迎えサービスはありません。ただ営業開始してすぐだったこともあり、奥の方まで行けばテーブルには余裕がある状態でした。

おしぼりマシーン

ということで、テーブルを確保して料理の盛り付けを済ませたあとは……

おしぼりマシーンのもとに直行です!

このおしぼりマシーン、ボタンを押せば……

「除菌された清潔なおしぼり」がポトっと落ちてくるという代物なのですが、これがなかなか便利で楽しいんですよね(「楽しい」とは)。

盛り付け下手くそ問題

カウンターでゲットした料理がこちらです。バイキング形式用の皿になっているので、盛り付け下手くそ問題が多少は改善されているような気がします(当社比)。

飲み物はドリンクバーでメロンソーダをゲットしました。アルコール類は別腹……じゃなくて別料金で提供のようです。

テーブルはロイヤルスイート予約席を監視できる場所にしました(ぉぃ)。それでは、いただきます!

出港 30 分前

そして食後のデザートですが、なんと「アイスクリーム食べ放題」というチョイスも! 良心的なサイズなので、バニラとチョコレートを両方ゲットしてしまっても大丈夫です。

「出港 30 分前」の銅鑼の音が鳴り響く中、アイスクリームを全力で腹の中に収めます。

ラウンジショーは 20 時から

夕食とデザートをがっつり頂いたので、一旦部屋に戻ることにしましょう。……おや、ピアノステージの横になにやら案内が出ていますね。

太平洋フェリーと言えばシアターラウンジでのラウンジショーですが、この日も 20 時から開催とのこと。シアターラウンジ「ミコノス」は 6 甲板の最後部にあります。

苫小牧行きの太平洋フェリー「いしかり」は、定刻通りに名古屋フェリーターミナルを出港しました。さぁ、これから 40 時間ほどの旅です!

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