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太平洋フェリー「いしかり」スイート乗船記(「いしかり」の模型編)

仙台港フェリーターミナルの中に戻ってきました。乗船手続きを待つ人の列は少し短くなったでしょうか(この写真では良くわからないですが)。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、各種サービスの実施状況や運用形態が現在と異なる可能性があります。

「いしかり」の模型

フェリーターミナルあるあるですが、 1F には「いしかり」の模型が飾られています。かなり大きな模型ですが、縮尺は 1/100 のようです。

ただ、この模型、良く見ると……前面の窓が妙に小さく見えます。

実物は、窓の大きさももっと大きいですし、窓の数も違いますよね。

模型の手前に「いしかり」の各種スペックが記されているのですが、全長は「192.50 m」となっています。現在の「いしかり」の全長は 199.9 m の筈なので、これは……先代の「2 代目いしかり」の模型のようですね。

損傷が激しい……

この模型にはどこにも「2 代目」であることは明記されていなかったように思うのですが、模型の後部を見てみると……

随分と損傷していますね(汗)。

そういえば、現在の「3 代目いしかり」は 2011 年 3 月 13 日に就航開始予定でしたが、仙台港フェリーターミナルが被災したため就航が 3 月 25 日まで延期されたんでしたね。そしてこの模型は「2 代目」ということは、地震の際に損傷した可能性もありそうな……?

ポスターは「3 代目」

この模型が置かれた場所はカウンターの跡のようにも見えるのですが、もしかして別会社のカウンターの跡とかでしょうか。横には「いしかり」「きそ」「きたかみ」の船室を案内するパネルが置かれていたのですが……

さすがにこちらは「3 代目」の写真になっていました。「3 代目」は客室の窓が 3 階層(5 甲板~ 7 甲板)になっているので見分けることができます。

模型(とポスター)の前の柱には太平洋フェリーのポスターがパネルに張られていて……

その横にはフェリーターミナル 2F の「売店・食堂」の案内がイーゼルに置かれていました(重心がズレているのはご愛嬌ですね)。「おみやげ品」の部分のカラーリングがユニークな感じがしますが、これって何かをモチーフにしてるんでしょうか……?

フェリーターミナル 2F へ

それでは、2F に戻ることにしましょう。階段の右側にはエレベーターもある筈ですが、どうやら撮影するのを失念していたようです……。

乗船時間は「18:15 より」と出ています。まだ 1 時間以上ありますが、のんびりと待つことにしましょうか。

階段を上がって 2F にやってきました。正面に売店と食堂が見えます。

階段は 3F にも続いていますが、2F から上は「関係者以外立入禁止」です。

売店の品揃えが凄い

売店の品揃えはかなり良さそうな感じですね。この売店で仙台名物を入手するためだけに一時下船するのもアリなんじゃないかと思わせます。

「ラーメン」の提灯が見えますが、売店の右側は食堂になっています。椅子が見当たらないようですが、立ち食いということでしょうか……?

残念ながら厨房の照明は落ちているようで、カウンターには「食堂の営業は終了いたしました」の文字が(営業時間は 11:00 から 14:00 までとのこと)。「いしかり」には 18:15 に乗船開始なので、夕食は船内のレストランでどうぞ、ということなのでしょう。

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