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石北本線途中まで各駅停車 (64) 「上川 その2」

上川駅の 3 番線に到着した 4529D から下車して跨線橋に向かったところ、そこにはなんと「おつかれさまでした」の文字が。なかなか味わいのある書体ですよね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。

ちなみに反対側には「ご乗車ありがとうございます」の文字が。これは駅員さんのアイディアなんでしょうか。この木材も地元の製材所で切り出したもの……だったりするかもしれませんね。

跨線橋から旭川方面を眺めます。左奥に見えるのは保線用車輌の車庫でしょうか。1 番ホームの最後部はプレキャストコンクリート製なんですね。

上川方面を眺めます。2・3 番ホームの特徴的なホーム上屋が見えています。1 番ホームの上屋にも落雪防止用のストッパーらしきものが見えますが、そういえば上屋の雪下ろしってどうしているのでしょう……?

名所案内

1 番ホームに移動しました。「名所案内」はこれだけ押さえておけば間違いは無いだろう……と思わせるものです。

「本場の味」の後ろには「ようこそ層雲峡温泉へ」「日本の滝百選 流星の滝 銀河の滝」の文字も見えます。

2・3 番ホームの駅名標国鉄時代のフレームをそのまま流用したもののようです。このタイプはプレートだけを差し替えることができるので重宝されたのでしょうね。

謎の待合室っぽい建物

そして、やはり気になるのがこの封鎖された待合室っぽい建物です。

出入り口に横板を渡してあるのは「立入禁止」という意味だと思われるのですが、斜めに渡してある板が気になります。建物が崩壊しないように補強しているということなんでしょうけど、抜本的な対策では無いですし……。

この待合室っぽい建物、実は行灯型の駅名標もついているんですよね。

最大 8 両!?

1 番のりばには特急列車の「乗車口」。「遠制直通」と記された業務用電話(ですよね)も見えますが、この「遠」は「遠軽」のことでしょうか……?

1 番ホームには「3 両・4 両編成」の停車位置と、「5 両編成」「6・7 両編成」と「8 両編成」の停車位置まであります。特急列車は最大 8 両編成まで行けるということ……?

そして誰もいなくなった

くるっと後を振り返ると……誰もいません。そして右側に除雪車らしき車輌が置かれています。

よく見ると 2 台も置かれていました。ヤンマー製の除雪車のようですが、この手の車輌って実は結構お高いんですよね……。

改札口のドアは閉まっています。上川行き 4529D の改札は既に終了していて、次の列車の改札は始まっていない……ということでしょうか。さすがに施錠はされていないと思うので、出られなくなった……ということでは無いと思うのですが。

2・3 番ホームのホーム上屋の上に夕陽が見えます。もう 17:41 なので「夕陽」と呼んでいいと思うのですが、5 月は日が長いので日没までもう少しかかりそうな感じですね。

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