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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (105) 「『ゆずり車線』の後のオービス」

道道 123 号「別海厚岸線」と合流した国道 44 号(この先、尾幌まで重複区間)は海沿いの高台を西に向かいますが……

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

海沿いの高台区間は 1 km と少しで終了し、内陸部に入ります。この先の交叉点で標茶に向かう道道 14 号「厚岸標茶線」と厚岸駅に向かう道道 425 号「厚岸停車場線」に接続します。

逆光の中を西に向かいます。釧路まで 45 km・別保まで 35 km ということで、少しずつですが着実に近づいていますね。

再び海沿いの高台区間に戻ってきました。左側を JR 根室本線(花咲線)が通っている筈ですが、国道は標高 30 m ほどの高台を通っているので、このアングルだと鉄道も海も見えないですね。

門静駅の西側で JR 根室本線花咲線)をオーバークロスします。逆光でコントラストがえげつないことになっていたので、目一杯補正をかけています。

「ゆずり車線」が終わった後のオービス

門静と尾幌の間の、尾幌川沿いに広がる平野区間を南に向かいます。対向車線にオービスが見えますが、これもおそらく撤去済みなんでしょうね。

2018 年に撮影されたストリートビューでは、まだ健在だったのですが……。

めちゃくちゃ見通しの良い 2 車線道路ですが、何故か追い越し禁止になってしまいました。

対向車線側に「ゆずり車線」が設けられているのが追い越し禁止の理由……でしょうか。これ、対向車線から見ると、「ゆずり車線」が終わった直後にオービスがある、ということですよね……(汗)。

更にこの先には「中央分離帯」もあるとのこと。

長い右カーブがあるので、対向車線に逸脱するのを防ぐ目的で中央分離帯が設けられているようです。ガードレールは設置されていないようですが、それでもそれなりには効果がある……のでしょうか?

凄まじい逆光

厚岸町尾幌にやってきました。道道 142 号「根室浜中釧路線」はここで分岐です。

相変わらず凄まじい逆光ですが、こちらも目一杯補正して、なんとかこんな感じに。

尾幌川を渡ります。JR 根室本線花咲線)は引き続き尾幌川沿いを通りますが、国道 44 号は南隣のルークシュポール川沿いを通ります。

補正しがいのある……というか、ある意味修行のような写真が続きます。こちらも元の写真は相当壮絶なものでしたが、ノイズについては諦めてガシガシとトーンカーブを補正したところ、思った以上にいい感じに仕上がってしまいました。ウソくさい色彩も油絵のようだなぁ……などと(自画自賛)。

「この先日陰 路面凍結」「スリップ注意」という看板が立っています。ゴーストの数がえげつないですが、これはこれで好きというか……。これまでも何度か書いたような気がしますが、ゴーストっていかにも写真らしい感じがして好きなんですよね。

あと 26 km

国道 44 号はルークシュポール川沿いを通っているため、尾幌川沿いの厚岸町上尾幌に行くには道道 221 号「塘路厚岸線」(道道 1128 号「厚岸昆布森線」との重複区間)を通るしかありません。

引き続き国道 44 号で釧路に向かいます。釧路まであと 26 km ということは、厚岸の市街地から 19 km ほど走ったことになりますね。ゴールがかなり近づいてきました。

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