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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (113) 「落橋のため」

国道 392 号が分岐する交叉点にやってきました。かつての国鉄白糠線沿いの路線で、本別足寄方面への最短ルートでしか無かったのですが、道東道の白糠 IC が開通したことで、今や帯広・千歳・札幌への最短ルートになってしまいました。

緑地の「道東道」の文字は小さいですが……きっと後付けなのでしょうがない、ということなんでしょうね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

引き続き国道 38 号(国道 336 号との重複区間)を西に向かいます。コープさっぽろの看板が見えますが、確か少し前に閉店したと聞いたような……。

わてんべつがわ

茶路川を渡って白糠町和天別にやってきました。「──別」と言うからには、きっとアイヌ語由来なんでしょうね。詳細はきっとそのうち……。

そろそろ白糠の市街地を抜けたかな……ということで、40 km/h 制限はここで終了です。とは言え、この先もどんな罠が待ち構えているかわからないので、引き続き安全運転で行きましょう。

和天別川を渡ります。右側に JR 根室本線の鉄橋も見えますね。

川名を記した看板もあるのですが、見事に真っ暗だったので、無理やりウソくさい補正をかけてみました。さすがにこのレベルになると笑うしかないような……。

最近は殆どの写真で、一部のエリアだけを選択してトーンカーブの補正をかけるのが当たり前になってしまいました。すっかり「ウソくさい補正」というキーワードがインフレ化してしまったので、この言い回しを使うのは極端な補正に限定しようかな……などと思っています。

日勝峠 落橋のため 通行止

右手にどこかで見たことのある看板が立っていました。左前方に建物が見えますが、今は完全に更地になってしまったようです。この建物はパチンコ店だったみたいですが、果たしていつまで営業していたのでしょう……?

前方に道路情報表示板が見えてきました。

「(274)日勝峠 落橋のため 通 行 止」と表示されています。そう言えば日勝峠がしばらく通れなかった時期があったなぁ……と思い出したのですが、それにしても「落橋のため」は強烈なインパクトがありますね……。

M 7・8 パネル館

おや? 1 km ほど先に「M 7・8 パネル館」という施設があるとのこと。ウルトラマン関連でしょうか?(違うと思う)。

そう言えば、国道 38 号はいつの間にか内陸側を通るようになっていました。この先は上り坂のようで、登坂車線が見えてきました。

ところが、なんと登坂車線の途中に「M 7・8 パネル館」の案内が。しかも進行方向右側にあるとのこと。

うわー、登坂車線の途中なのに右側に入口っぽい開口部が見えます。どう見ても右側の路肩を拡張したと思しきスペースなんですが……

この「M 7・8 パネル館」は 1993(平成 5)年 1 月 15 日に発生した「釧路地震」の被災状況を展示しているとのこと。この「釧路沖地震」は震度 6 の「烈震」で、地震の規模を示すマグニチュードは 7.5 だった……と。あれっ?と思ったのですが、当初の速報値は M 7.8 だったとのことで、この速報値が「M 7・8 パネル館」というネーミングの由来なのでしょうね。

それだったら「M 7.8 パネル館」にすれば良さそうなのに、看板類はどれも「M 7・8 ──」となっています。ナカグロに何か拘りがあるのでしょうか……?

久しぶりの海だー!

登坂車線はまもなく終了ということで、登坂車線を走っていた AQUA が本線に戻ってきました。

このあたりは標高 60 m ほどの台地になっていて、台地の上は開墾されて畑?になっているようです。

畑の広がる台地から坂を駆け下りて海沿いに戻ってきました。久しぶりのウェ……いや、海ですね。

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