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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (151) 「愛の国から幸福へ」

幸福駅(跡)のホーム(跡)には、帯広側にキハ 22 221 が停車していて……

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

ホーム(跡)にはベンチが置かれていて、ベンチの後ろには駅名標も見えます。

駅名標は……あー、これはいかにも作り直した感が……。

日本語・英語・簡体字繁体字

ベンチの横には「幸福駅」についての詳細を記した看板が建てられていました。

説明文はかなり詳細なもので、日本語・英語・簡体字繁体字で記されています(文字が見やすくなるようにトーンカーブを大きくいじっています)。

2013 年に改築されたという駅舎はホーム端のスロープを下った先にあります。現在の駅舎は復元らしいのですが、場所も当時のままなんでしょうか?

なんじゃこりゃああ™

駅舎を見に行くために、ホーム端のスロープに向かいます。

スロープを下った先には「帯広周辺観光マップ」の看板が立っていました。

この看板は道路地図をそのまま拡大したっぽい感じです(最近は冊子の道路地図を買う人も随分と少なくなったのでしょうね……)。「幸福駅」の相方とも言える「愛国駅」の場所もちゃんと示してあります。

よく見ると看板を支える木柱にはハートがあしらってあるのですが、観光マップの横には……

ぐえぇ、なんじゃこりゃああ™。そうか、ここはリア充の聖地だったのですね……(吐血)。

その横には「幸福駅跡」の見取り図が立ってました。スナップから起こしたので画質がアレですいません。

リア充の聖地

ということで、こちらが幸福駅の駅舎ですが……うわぁぁぁ。

駅舎の外壁には「愛国から幸福ゆき」の硬券を拡大プリントした紙が所狭しと貼り付けられています。

紙にはメッセージが書きつけられたものも多くあり、まるで神社の絵馬のようですね。

いつの間にか「リア充の聖地」と化していた幸福駅駅舎ですが、側壁もしっかり紙に覆われていました。ふと思ったのですが、この紙って越冬できるんでしょうか……?

幸福駅跡の南東は雑木林に囲まれた広場のようになっているのですが、一部は駐車場として開放されているようでした。

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去、フロントガラスへの映り込み除去

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