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十勝バス広尾線の旅 (5) 「番号系バス停」

十勝バス広尾線のバス停は、「愛国入口」の次の「大正 9 号」から「大正 30 号」まで、そして「中札内 31 号」から「中札内 35 号」まで見事に一つずつ番号が増え続けます。唯一存在しないのが「大正 28 号」で、代わりに「幸福」バス停が設定されています。

時刻表を眺めてみると、実は「川西 3 号」と「川西 5 号」~「川西 8 号」が手前にありました(かつては「川西 2 号」と「川西 4 号」も存在したみたいです)。ただ札内川の東西で区画番号の採番にズレがあるので、「川西 8 号」と「大正 9 号」が連番になったのは単なる偶然のようです。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

「中札内 35 号」まで増加し続けた「番号系バス停」ですが、中札内の市街地に入るあたりでついに……

「中札内北 8 丁目」に変わってしまいました。相変わらず番号系だ、という説もありますが……。

中札内の市街地へ

「中札内北 6 丁目」バス停に到着しました。ここまでの農村風景とは一変して、すっかり街中になっちゃいましたね。

時刻表には広尾行きの全便の出発時刻が 24 時間表記で並んでいます。「8:11」の文字が見えますが、この写真のタイムスタンプは 8:12 なので、ほぼオンタイムですね(素晴らしい!)。

真っ赤なトラックが信号待ちしていたのですが、これは焼き鳥のキッチンカーでしょうか?

「ピョウタンゲート」でおなじみの

中札内村(あ、そういや村でしたね)役場の最寄りのバス停である「中札内」を通り過ぎ、道道 55 号「清水大樹線」との交叉点が近づいてきました(道道 55 号は 0.5 km ほど国道 236 号と重複するので、中札内の市街地に道道 55 号との交叉点は 2 つ存在することになります)。

右折して道道 55 号に入ると「上札内」で、そこから道道 111 号「静内中札内線」で「ピョウタンの滝」に行くことができます。道道 111 号は「日高横断道路」として計画された道路ですが、建設が凍結されてしまい、現時点では静内まで全通する予定はありません。

道の駅 なかさつない

国道 236 号と道道 55 号の重複区間に「道の駅 なかさつない」があります。あいにく進行方向右側なので、ほぼ看板しか見えていませんが……(汗)

車内が暗くなってしまったので、目一杯ウソくさく補正してみました。

こちらも補正後の写真です。長時間の乗車を考慮してか、シートはヘッドレストつきのハイバックのものです。

そう言えば、窓の上にはこんなポスターが。「南十勝 えりも とんがりロード散策きっぷ」の横には「十勝バス創立 90 周年記念 バス型キーライト」のポスターが貼られていますが、こういった形で物販があるとバス会社を応援しやすくなるので良いですよね。

番号系ふたたび

中札内村にある十勝バス広尾線のバス停は、「中札内消防署前」「中札内」「道の駅なかさつない」「中札内美術村」を除く 14 箇所のバス停が「番号系」です。そういや整理券の「9」は欠番なんですね(「6」と見間違えやすいので)。

「番号系」のバス停が復活するとともに、おなじみの農村風景が帰ってきました。

なんとも言えない感じの雲が出ていますね。俗に「いわし雲」と呼ばれる「巻積雲」っぽい雲ですが、「いわし雲」は秋というイメージがあるので妙な感じが……。これはもしかしたら「高積雲」なのかも? この先、天気が荒れなければ良いのですが……。

「中札内美術村」を過ぎると更別村に入ります。次のバス停は「更別北 3 線」です。番号系ですね……。

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