Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

本とコトバの話

「日本奥地紀行」を読む (19) 東京 (1878/6/7)

引き続き、今日も 1878/6/7 の「第四信」(本来は「第六信」)を見ていきます。 中国人の買弁 普及版ではカットされている「中国人の買弁」というセンテンスを見ていきます。 到着後1時間以内で、買弁という新しい単語を耳にする。そして、まさに買弁として…

「日本奥地紀行」を読む (18) 東京 (1878/6/7)

引き続き、今日も 1878/6/7 の「第四信」(本来は「第六信」)を見ていきます。 横浜の山の手 先週は、横浜の「ヘボン博士」の家に遊びに行ったところまで、でした。引き続き、普及版「日本奥地紀行」ではバッサリとカットされている部分を見ていきます。 断…

『有限と微小のパン』森博嗣

長門有希の 100 冊 ちょっと長門さんに唆されたのもあって、森博嗣の「有限と微小のパン」を読破してみました。 この本そのものは、実は 2009 年の 5 月に購入していたのですが、まっったく手をつけていませんでした。というのもですね……。 分厚いんですよ、…

奇想、天を動かす (長門有希の100冊)

長門、本を読ます(← 「長門有希の 100 冊」に挑戦!というのは流石に大変なのですが、少しずつトライしてみようかな、ということで、島田荘司の「奇想、天を動かす」を読んでみました。 空前絶後の?札沼線を舞台としたミステリー 「買ってはみたけれど、ま…

指をノドに突っ込め!

情処 ktkr !(← 先週の日曜日に、秋期の「情報処理技術者試験」が行われたのですが、もしかしたら当 Blog をご覧になった方の中にも「受験したよ!」って方がいらっしゃるかもしれません。かく言う私も……家で普通にマターリしてました(文章のつなぎ方がおか…

米国自動車事情(ついに最終回)

いえ、ネタは相変わらず同じなんですが、題名だけちょっと変えてみたらどうなるかな、なんて。つーわけで、バクロニムから読み解く米国自動車事情(ついに最終回)行ってみましょう。 KIA アジアの雄、起亜自動車ですが……。名作の予感は伊達じゃなかったです…

手抜きは続くよどこまでも(←

ということで、いい加減みなさん辟易されているかと思いますが、A から F まで来てしまった以上、G から続けないことにはどうしようも無いわけで(← GM 言わずと知れた、世界の「ゼネラル・モータース」さんです。 "Government Motors" いきなり剛速球が入り…

懲りずに自動車業界のバクロニム!

ええぃ、こうなっては「自動車業界のバクロニム」だけで一本行ってみましょう! 「バクロニムってなぁに?」という方は、2009/8/23 の記事、8/24 の記事、8/25 の記事あたりを見てくださいねー DAEWOO まずは韓国の雄、大宇から! "Damn Asian Engineering W…

アディダスさんの真実(めくるめく「バクロニム」の世界)

修理し直せトニー・カナーン! "Linux": "Linux Is Not Un*x" や、"FIAT": "Fix It Again, Tony !" などに代表される言葉遊び「バクロニム」特集(なのか?)の第三回です。とまぁ、Fix It Again, Tony ! に限らず、自動車業界には名作・傑作のバクロニムが…

今夜こそ世界の「バクロニム」の話

今夜こそ「バクロニム」 というわけで、今日こそ「バクロニム」の話です。どことなく「六価クロム」と語感が似ていますが、当然ながら全く関係ありません(だったら書くな)。「バクロニムってなぁに?」という話は、昨日の記事でちょいと触れたので、そいつ…

「バクロニム」は「かばん語」だそうです

烏龍茶だと思って飲み干したものが、実はリプトンのレモンティー(砂糖入り)だと気づいたときのショックは、それはもう筆舌には尽くしがたいもので……(← 「バクロニム」は「かばん語」だそうです これと言ったネタがあるようで無いので、今日はネタ帳から。…

現代における有職読みの実態

ちゅーちゅーマウスというものもありました 麻生太郎さんのひいおじいちゃんに当たる牧野伸顕(まきの のぶあき)さんのことを、「まきの しんけん」と呼ぶことがあって、これを「有職読み」と言うのだそうです。ま、詳しくは昨日の記事を見てくれハニー(誰…

「忌諱」「忌避」「避忌」「避諱」

麻生さんのひいおじいちゃんです ちょいと思うところ(どんなところ?)があって、牧野伸顕について調べていたところですね……。 牧野 伸顕(まきの のぶあき、文久元年 10 月 22 日 (1861 年 11 月 24 日) - 昭和 24 年(1949 年) 1 月 25 日)は明治から戦中…

達也が嗤う、その陰できっと哲也も嗤う

「クイーンの色紙」も良いけれど 「好きな作家は?」と聞かれた時は、「鮎川哲也」と答えるような気がします。厳密には、作家と言うよりは「推理作家」なんですけどね。鮎川哲也は、「本格推理の鬼」として知られ、2002 年 9 月 24 日に 83 歳で亡くなってい…

衝突事故は衝撃する

愛をとりもどせ!! 「You は Shock !」という歌詞も、かなりルー語が入っていて、今から思えばかなり衝撃的なのですが、駅のアナウンスで聞く「橋桁に車が衝撃した影響で、列車に遅れが出ています」という表現も、かなり衝撃的です。衝撃した!!(← なんか…