鉄道の話
稚内駅の中に入りました。駅舎の中にも「日本最北端の線路」が延びているのですね。改札口の上の時計は 9:56 を指していて、そして改札は閉鎖されています(列車の無い時間帯は閉鎖されているのが常です)。 やはり気になるのが「日本最北端の線路」ですが………
名寄市は「名寄公園」の近くに展示されている「キマロキ編成」の話題も今日で最終回となりました。最後尾には車掌車である「ヨ 4456」が連結されています。腕木式信号機も設置されていて、雰囲気を高めていますね。 逆アングルから眺めてみます。ガラス窓の…
準鉄道記念物「キマロキ編成」の 4 両目、後ろの「キ」である蒸気機関車「D51 398」の話題です。D51 は言わずと知れた、日本の貨物用蒸気機関車の標準形式とも言えるものでした。この車両は連接棒が赤く塗装されていたり縁取りが白かったりで、随分とおめか…
「キマロキ編成」の「ロータリー車」の話題をもう少しだけ続けます。保存展示されている「キ 604」は前後の入り口が開放されているので、次は後ろの入り口から中を見てみることにしましょう。 自走できないロータリー車 進行方向に向かって左側、蒸気機関車…
「名寄公園」の近くに保存展示されている「キマロキ編成」の話題を続けます。次は「キマロキ」の「ロ」にあたる「ロータリー車」です。 この「ロータリー車」には複数の扉があり、前のほうと後ろ(と言っても車両全体で見ると中央ですが)の入り口から中に入…
「名寄公園」の近くに保存展示されている「キマロキ編成」の話題を続けます。頭上にめちゃくちゃ広がる青空、いいですよねぇ~ まずは「キマロキ」のおさらいから。「蒸気機関車」「マックレー車」「ロータリー車」「蒸気機関車」そしておまけの「車掌車」か…
「名寄公園」からほど近い一角に、黒塗りの高級……確かにある意味高級ですが、どちらかと言えば「特殊車両」……が保存されていました。 先頭の蒸気機関車には、立派なヘッドマークもつけられていました。 ヘッドマークには「準鉄道記念物 排雪列車『キマロキ』…
せっかく紋穂内駅まで来たんですから(車で立ち寄っただけですが)、ホームなどもしっかり見ておきましょう。 車掌車を転用した「駅舎」は塗装がひび割れて大変なことになっていますが、駅名標には目立った痛みはありません。 「本場の味 サッポロビール」の…
JR 宗谷線の紋穂内駅を見に来ました。利用客が少ない駅のひとつとして知られていて、所さんの TV 番組で安田大サーカスの団長が張り込んだ駅としても知られて……いるかどうかは微妙ですが。 駅舎内 貨物列車の車掌車を改造した駅舎内は綺麗な状態に保たれてい…
「天北線資料室」の中に入る前に、駅舎内の展示スペース?に掲出されていたパネルを見てみましょう。 「天北線の歴史」として、計画から建設、開通からその隆盛、そしてやがて廃止に至るまでの歴史が綴られたパネルが飾られていました。下には往時の写真がキ…
道の駅「おといねっぷ」に車を停めました。ナンバープレート周りが悲惨なことになっていますが、それはさておき……。 「道の駅」に向かう前に、ちょいと寄り道して「鉄道駅」に向かうことにしました。 音威子府駅は、国道からもほど近いところにあります(約 …
国鉄「胆振線」の災難 「国鉄『胆振線』の災難」と題されたパネル展示がありました。国鉄胆振線は昭和新山のすぐ脇を通っていましたが、地表の隆起に伴い坂を登りきれなくなり、何度も川沿いに移設を強いられることになります。 どのような状況であったかは…
曰くありげな「D51-23」 「振内鉄道記念館」の屋外に展示?されている「D51-23」についての話題です。 はい。ご覧の通り、結構サビが広がっていて、少々残念な状態なのですが……。 「D5123」の写真 さて、Wikipedia を見ていると、ちょうどありがたいことに「…
落書きはやめましょう 「花咲線」こと「根室本線」にある「初田牛」(はったうし)駅の話題を続けます。無人駅なのをいいことに、待合室の壁に落書きがされていたりします。 何か音がするなぁ……と思って窓の外を見てみると…… なんと通過列車が。「花咲線」は…
道道・初田牛厚床線 「北太平洋シーサイドライン」を西へと進みます。別当賀の次は「初田牛」(はったうし)です。駅に向かうには、いったん道道 142 号線を外れて、踏切を渡って道道 1127 号線に入ります。 「初田牛厚床線」と書いてある通り、初田牛と厚床…
別当賀駅 落石(おちいし)を過ぎて、別当賀(べっとが)にやってきました。ここにも「花咲線」こと「根室本線」の駅があります。道路から程近いところにあるので、見ていきましょう。 うわぁお。何だか凄い駅舎ですね。綺麗にペインティングしてあるのです…
根室うろうろ ホテルにチェックインするにはびみょーに時間があるので(またか)、根室市内をうろうろすることにしました。いえ、実は行き先は(心の中では)決まっているのですけどね。 あなたの街の自衛隊 で、ふらーっと根室市内をドライブしていると……な…
バリアフリーではありませんが ホーム側のガラス戸を開けて、ホームに出てみましょう。 4 段ほどの階段を昇れば、すぐそこがプラットホームです。 紛うことなく現役の駅です 札幌方面を見てみると…… 線路は一本のみで、ワンマン運転用のホームミラーが見えま…
正解はこちら! えーと、この「どこだろう?」という場所ですが…… 正解はこちら! はい。JR 札沼線の現在の終着駅・新十津川駅です。新十津川駅と言えば、島田荘司さんの「奇想、天を動かす」にも登場する駅ですね。 「沼」の由来 「札沼線」は、札幌から「…
ではここで問題です(!) この、通称「南海汐見橋線」は、片道 10 分の区間を 30 分間隔で行ったり来たりしています。ではここで問題です(!)。「片道 10 分の区間を 30 分間隔で行ったり来たりする場合、途中で何回すれ違うでしょう?」答ですが、「1 回…
では、答合わせ行きますね。 「桜川」 こちらは「阪神なんば線」の「桜川」駅です。昨年できたばかりの駅なので、まだまだピッカピカ、ですね。 ちなみにこの「桜川」駅は、「大阪難波」駅の隣の駅です。ですので、ミナミの中心地からそれほど離れたところで…
貴船、気生嶺、気生根 そういえば、前回の答合わせをしていなかったのですが、 「貴船神社」でした~(できれば「ドラえもん」ふうに読んでいただけると幸いです……って何なんだか)。「京の奥座敷」として有名なところですが、奥座敷だけあって道路も狭いで…
懐かしい雰囲気の駅が続きます 「月ヶ瀬口」駅の次は、南山城村の役場にほど近い「大河原」(おおかわら)駅です。ただ、何故か(勾配の関係かな?)集落の中心部に駅を作らず、少し離れたところに作ったようなので、崖と川に挟まれた駅となっています。 (W…
上野から神戸まで 伊賀上野から伊賀神戸までを結ぶ「伊賀鉄道」。これ、「伊賀」の文字を抜いたらびみょうに楽しいことになりそうです。「上野から神戸までを結ぶ『鉄道』」となるわけでして、なんだかとっても壮大な話になってしまいます。しかも、途中に「…
伊賀上野駅から伊賀神戸駅の間を結んでいる胃が……じゃなくて伊賀鉄道には、こんな車両が走っているそうです。 (Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である「Kansai explorer」氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:クリエイティ…
未完星人アワー 渾身の連載(←)「ウゴ・チャベス編」も無事、フェードアウト気味に(←)終了しましたので、未完のネタを続けようと思います。それにしても「みかん」に対して一発で「未完」を出してくる ATOK に、微妙に感心している今日この頃だったりしま…
びみょうにネタ切れなので……というか、最近きちんとネタを探していないような気もするのですが、まぁそれはさておき。 「本線」という名の「ローカル線」 かつての「関西鉄道」で、時は移ろい今では「本線」とは名ばかりの「ローカル線」になってしまってい…
「1 個買うより 2 個買うほうが安い」のと同じ さて、「片道運賃よりも往復運賃の方が安い」という、既定概念を打ち破る斬新な価格設定も見られた名古屋-大阪間の鉄道交通ですが、「どうせ潰れるなら官鉄を潰してから」という、これまた JAL もびっくりの経…
旧・関西鉄道の旅(第 5 回) しれっとシリーズもの風にして話を続けます。 バックナンバー(←)はこちら。新年早々、壮大な思いつき発動す世界の亀山駅(←どこへ行くのも 1 時間に 1 本JR 亀山駅・寸描 さてさて。どこへ行くのも 1 時間に 1 本の JR 亀山駅…
JR 関西本線の亀山駅ですが、「昔は結構賑わっていたんだけれど……」という雰囲気が此処彼処に見受けられます。 例えば、この、無駄に広いホームしかり、 国鉄時代はあちこちで見られた、こんな形の案内板があったり。「奈良・京都方面」というのも、かつては…