Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

登別市

アイヌ語地名の傾向と対策 (519) 「ポントコ山・クスリサンベツ川・カルルス温泉」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ポントコ山 pon-tokom小さな・小山 (典拠あり、類型あり) サトオカシベツ川の上流部の東側にある山の名前です。アイヌは、川につい…

アイヌ語地名の傾向と対策 (518) 「岡志別川・サトオカシベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 岡志別川(おかしべつ──) o-kas(-un)-pet川尻・小屋(・ある)・川 (典拠あり、類型あり) 知里さんと山田秀三さんの共著である「幌…

アイヌ語地名の傾向と対策 (517) 「幌別・来馬川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 幌別(ほろべつ) poro-pet大きい・川 (典拠あり、類型あり) 登別市の中心地(市役所がある)で、同名の駅もあります。というわけで…

アイヌ語地名の傾向と対策 (516) 「富岸」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 富岸(とんけし) to-un-kes?沼・入る・末端to-um-kes?沼・尻・末端to-hon-kesi?沼・腹・末端 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (515) 「鷲別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 鷲別(わしべつ) has-pet?柴・川chiw-as-pet?波・立っている・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 岬の名前で、また JR 室蘭…

秋の道南・奥尻の旅 (219) 「苫小牧東フェリーターミナル」

さすがに暗くなってきたので、風光明媚ではあるものの狭くてツイスティな道道 919 号「中央東線」の完走を諦め、通称「三笠山神社通り」を通って下界に戻ってきました。 室蘭本線と並走する大きな右カーブを通過して…… その後、しれっと国道 36 号に戻ってき…

アイヌ語地名の傾向と対策 (113) 「虎杖浜・アヨロ・登別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 虎杖浜(こじょうはま) kuttar-us-iイタドリ・群生する・所 (典拠あり、類型あり) 竹浦の西隣の駅で、道央道には「虎杖浜…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (20) 「急げ歌志内へ」

Day 1 のルートはこちら 登別の「知里幸恵 銀のしずく記念館」をお暇したのは 16 時少し前でした。さて、この日のゴールは…… 歌志内だったのでした。登別から歌志内までは約 186 km で、宿には 18 時までにチェックインしないといけません。さぁ、これは大変…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (19) 「知里の森」

二階は土足厳禁 登別市登別本町にある「知里幸恵 銀のしずく記念館」の話題を続けます。この展示館は木造二階建てになっていて、 二階にも展示室があります。但し、土足厳禁です。 エスペラント語! 二階の展示室には、「アイヌ神謡集」から派生したものが、…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (18) 「知里幸恵 銀のしずく記念館」

は~るばる来たぜ登別~ これから道北に向かうはずなのに、完全に逆方向の登別までやってきた理由は、もちろん路上駐車をするためではなくて…… こちらにお邪魔するためでした。一見、何の変哲も無い一軒家のようにも見えますが、この建物こそが…… はい。「知…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (17) 「知里真志保之碑」

登別本町へ 登別東 IC での鬼のお出迎えに「なんじゃこりゃああ」と驚いてしまいましたが、気を取り直して。 鬼の前で右折して、市街地へと向かいます。 国道 36 号線を右折して、登別本町へ……。 閑静な住宅街™ なんだか閑静な住宅街™ にやってきましたが、 …

利尻・礼文の旅 2012/夏 (16) 「なんじゃこりゃああ!」

書庫が違う(汗) 苫小牧西 IC で道央道に合流して、西に向かいます。 「ポロトトンネル」は、おそらくアイヌ語起源で、poro-to で「大きな・池」なんでしょうね。 今度はちょっと高度なタイプで、アイヌ語和訳地名が出てきました。 「虎杖浜」と書いて「こ…