Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

虻田郡洞爺湖町

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (67) 「道道 002」

無事チェックアウトを済ませて、ホテルの正面玄関に戻ってきました。ところで……どちら様でしょうか? 車に戻ってきました(胸像からそれほど遠くないところだったりします)。 それでは、そろそろ出発しましょうか。いつになく早い出発なので、何かいいこと…

Bojan のホテル探訪~「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」編(朝食編)

西館 1F の「ステラマリス」で夕食をいただいて、部屋に戻ってきました。 ……途中、しれっと売店でアイスクリームを買ったりしましたが。 アメニティグッズ そう言えば、「お部屋編」で言及するのをすっかり忘れていたのですが、例のアコーディオンドアの中に…

Bojan のホテル探訪~「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」編(夕食編)

夕食は西館 1 階のレストラン「ステラマリス」でバイキングとのこと。 確かチェックイン時に空いている時間を選ぶ形だったと思うのですが…… 「お時間の厳守をお願いします」が 2 回繰り返されているのは……。それだけ大切なこと、なんでしょうね。 東館から中…

Bojan のホテル探訪~「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」編(お部屋編)

Day 2 は「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」さんにお世話になることにしました。改めて言うまでも無いかもしれませんが、名前が長い……ですよね。 東館 6F、山側の部屋 部屋は東館の 6F だったと思いますが、ホテルの部屋にしては奥行きが無い代わりに…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (66) 「洞爺湖温泉にゴールイン」

国道 230 号の坂を下って「洞爺湖温泉」にやってきました。カラスものんびりと休憩中でしょうか。 このあたりは洞爺湖の西岸ですが、国道 230 号の下り坂と湖沿いの道道 556 号「洞爺虻田線」が並行している区間です。左折して道道 556 号で北に向かうと「洞…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (65) 「消えた『道央道』」

前方に T 字路が見えてきました。このまま道道 97 号「豊浦京極線」を進む場合は右折、道道 285 号「豊浦洞爺線」で洞爺湖方面に向かう場合は左折です。 今回は素直に左折して、洞爺湖方面に向かいます。道道 285 号「豊浦洞爺線」に入りました。 正面に山が…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (64) 「そして押ボタン信号が残った」

道道 97 号「豊浦京極線」を南に向かい、洞爺湖町に入りました。手前で煙を上げているのが有珠山だとすると、羊蹄山と中島をこのアングルで眺めるのは不可能な気もするんですよね……(カントリーサインにツッコむのは無粋では)。 厳密には、貫気別川を渡った…

アイヌ語地名の傾向と対策 (748) 「赤川・アッケプナイ川・トコタン川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 赤川(あかがわ) hure-nay赤・川hure-pet赤・川 (典拠あり、類型あり) 道央道…

アイヌ語地名の傾向と対策 (747) 「ポロモイ川・ホロナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ポロモイ川 poro-moy大きな・入江 (典拠あり、類型あり) 洞爺湖の西岸、月浦地…

アイヌ語地名の傾向と対策 (746) 「ソウベツ川・ニフシナイ川・ニナルカ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ソウベツ川 so-pet滝・川 (典拠あり、類型あり) 洞爺湖の北岸に注ぐ川の名前で…

アイヌ語地名の傾向と対策 (497) 「花和・成香・伏見・大原」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 花和(はなわ) ooho-nay深い・川 (典拠あり、類型あり) 洞爺湖町西部、かつての虻田町域で豊浦町と境界を接しているあたりの地名で…

アイヌ語地名の傾向と対策 (496) 「クリヤ・チャス」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) クリヤ kuri-ya?影・陸 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 国道 37 号(国道 230 号と重複)で洞爺湖町虻田から豊浦町豊浦に向…

アイヌ語地名の傾向と対策 (495) 「虻田」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 虻田(あぶた) ap-ta-pet?鉤針・作る・川hap-ta-us-i?ウバユリの球根・掘る・いつもする・ところ (? = 典拠あるが疑問点あり、類型…

秋の道南・奥尻の旅 (177) 「池になった国道」

洞爺湖町の「町道泉公園線」こと、かつての国道 230 号を駆け上がります。北北西に向かっていた道路はやがて緩やかながらも長い左カーブを描き…… カーブを曲がりきると、道路はほぼ南を向いていました。次はちょっときつめの右カーブのように見えますが、か…

秋の道南・奥尻の旅 (176) 「病院を直撃した断層」

道道 578 号は、外輪山の上から下ってきた国道 230 号と合流します。前方に国道 230 号が見えてきました。 国道 230 号と合流します。「TPP 断固阻止」「ストップ TPP」と書かれたポスターが懐かしいですね。そういや以前に「ウソつかない」「TPP 断固反対」…

秋の道南・奥尻の旅 (175) 「ヒンケルシュタイン」

洞爺湖の西岸を走る道道 578 号「洞爺虻田線」で洞爺湖温泉に向かいます。9 月の末はサイクリングに一番いい季節かもしれませんね。 道道 578 号は湖岸にぴったり寄り添うようなルートを通っているので、どうしても急カーブが多くなります。 ヒンケルシュタ…

秋の道南・奥尻の旅 (174) 「埼玉県上尾市出身のあの人」

洞爺湖町洞爺、かつての洞爺村の中心地にある「とうや・水の駅」にやってきました。洞爺湖の北岸のあたりですね。 ちょうどお昼時ということで、うどん屋さんがあったので中に入ってみました。すると…… 「とうやの讃岐うどん」とあります。まるで丸亀製麺だ…

秋の道南・奥尻の旅 (173) 「とうや・水の駅」

洞爺湖の東岸をグルっと半周する道道 132 号「洞爺公園洞爺線」を反時計回りに進んでいます。壮瞥町仲洞爺のあたりを過ぎると、再び洞爺湖町です。 洞爺湖町に入っても、道道 132 号は基本的に湖沿いを通っていましたが、財田のあたりで景色が一変して、左右…

秋の道南・奥尻の旅 (171) 「再び壮瞥町へ」

洞爺湖汽船の「エスポアール」で中島から洞爺湖温泉に戻る途中、予期せずバードウォッチング大会になってしまってさぁ大変、というところまでお伝えしました。 船内にはこのような立派な売店などもあったのですが…… 気がつけば、もう「駅前桟橋」に到着して…

秋の道南・奥尻の旅 (170) 「回って回って回って……」

洞爺湖汽船のフラッグシップ「エスポアール」に乗船したところ、鳥の大群が飛来してヒッチコック映画のような展開に……はなってはいません……が、 船の最上階?に登ってみたところ……うわわわわわっ ここは正確にはオープンスペースではなく「屋根の上」なので…

秋の道南・奥尻の旅 (169) 「飛んで飛んで飛んで飛んで……」

洞爺湖汽船のフラッグシップ「エスポアール」で洞爺湖温泉に戻っていた時のこと。餌の匂いでも嗅ぎつけたのか、カモメがやってきました。 カモメは船で遊ぶのにすっかり慣れている様子で、平気で近寄ってきます。 (他のお客さんがフレームインしていたため…

秋の道南・奥尻の旅 (168) 「秋の青空に秋の雲」

洞爺湖汽船のフラッグシップ「エスポアール」は、ほぼ定刻通りに博物館前桟橋を出港しました。乗船口は結構混雑していたような感じがしましたが、お見事です。 再び中島を湖上から眺めます。神社の鳥居が見えますね。 業務用の桟橋?に別の遊覧船が停泊して…

秋の道南・奥尻の旅 (167) 「なんじゃこりゃああ®」

洞爺湖の中島にある「博物館前桟橋」で帰りの船を待っていました。桟橋には既に長蛇の列ができていますが、行列をあざ笑うかのように白鳥が悠然と泳いでいました。しかし、その白鳥の背後から「なんじゃこりゃああ®」な船の姿が…… はい。中島から洞爺湖温泉…

秋の道南・奥尻の旅 (166) 「洞爺湖中島に尻を見た」

洞爺森林博物館を出て外に戻ってきました。娑婆の光が眩しい……! 洞爺湖の中島には博物館しか無い……ような気がしたのですが、実は隣にこんな立派な「無料休憩所」があったりします。なかなか賑わってますね。 洞爺湖中島に尻を見た この建物は……ん、何でした…

秋の道南・奥尻の旅 (165) 「博物館の出口にて」

洞爺湖は中島にある「洞爺森林博物館」の話題をもうちょっとだけ続けます。「森林博物館」という名前ではありますが、やはり森の話だけでは間が持たないのか(そういう訳でも無いでしょうけど)、動物の剥製がたくさん展示されていました。 そして、これは剥…

秋の道南・奥尻の旅 (164) 「洞爺森林博物館」

洞爺湖汽船の遊覧船に揺られて「中島」にやってきました。中島と言ったらココでしょう! ということで「洞爺森林博物館」に来ています。あ、ちゃんと入館料は払っていますので念のため。 いきなり森の住民が大挙して出迎えてくれました。 そして、よーく見る…

秋の道南・奥尻の旅 (163) 「勝手に入らないでください」

洞爺湖に浮かぶ「中島」にある「中島国有林」にやってきました。 この「中島」には何があるのか……という話ですが、とりあえず「森林博物館」なる建物があります(「博物館前桟橋」という所以です)。「是非一度ご覧下さい」と言われたならば見ておかない手は…

秋の道南・奥尻の旅 (162) 「博物館前桟橋」

10 時 57 分、洞爺湖は中島にある「博物館前桟橋」に上陸しました。 桟橋には「魚にえさをあげて見ませんか」と題された自販機(ですよね)がありました。 どことなく懐かしい感じのする機械ですが……張り紙もかなり味わい深いです。 手書き看板の味わい深さ …

秋の道南・奥尻の旅 (161) 「トム・トーヤの冒険(汗)」

洞爺湖遊覧船「羊蹄」は、間もなく「博物館前桟橋」に到着します。ということで…… 今更ながら、船内の散策を。いかにもクラシカルな「一等室」のドアを抜けると…… そこは二等室でした(大体そうだよね)。ちなみにこの二等室、真ん中に売店があるんですよね…

秋の道南・奥尻の旅 (160) 「海峡を行く!」

洞爺湖汽船の遊覧船「羊蹄」は、中島の南に位置する「弁天島」と「観音島」の西側にやってきました。右手には観音島と中島の間の海峡が見えます。湖なのに海峡とはこれいかに……と思ったのですが、どうやら「海峡」「地峡」以外に適切な用語は無さそうなので…