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道東の旅 2011/春 (74) 「僻地」

はっしりー、だしたらぁー(またか)

えー、というわけで「道道 475 号線」を完走すべく(既に完走済みかも知れない可能性は置いといて)、意気揚々と走古丹漁港をスタートしたわけですが、

約 2 分後……

あははは(笑)。旅は一期一会ですからね。気になったものは確と瞼に収めて帰るのが礼儀というものです(そうなのか?)。

走古丹地域防災センター

えーっと、まずはこちら。

何やら随分と立派な建物ですが、「走古丹地域防災センター」という建物なのだそうです。ぱっと見はちょいと豪華な公民館っぽいですが、中は……どうなのでしょうか。「防災センター」という位ですから、無線通信の機能があったりとか、水や食料などが備蓄されていたりとか、そんな感じかも知れません。とりあえず、なかなか立派な建物であることは事実です。

僻地!

続いてはこちら。

一見、幼稚園かあるいは学童保育施設のように見えるのですが、この建物をよーく見てみると……

「走古丹僻地保健福祉会館」とあります。つまり平たく言えばお年寄り向けの「デイサービスセンター」のようなものかも知れませんが、「僻地」という文字が入っているのが面白いですね。確かにここは「僻地」と言っても差し支えないところではあります。海の向こうはロシアに実効支配されちゃってますしね。

開基の碑

いかにも「できたてホヤホヤ」といった感じの「開基の碑」がありました。

こちらの碑文も別海町長の筆によるもののようなのですが、

野付半島」を揮毫した人とは別人のようですね。

残念ながら「開基百十五年」がいつのことなのか読み取れなかったので、碑文(下部の文章)を確認してみたところ、どうやら「明治九年」から 115 年、という話であるように読み取れました。明治 9 年は西暦 1876 年ですから……ええっ? ということは、この石碑が出来たのは 1991 年で、写真に収まっているのは 20 年の風雪に耐えた石碑だ、ということになってしまいます。これはどういうことなんでしょう。

こちらは、まったくご尤もですね。もちろんゴミはちゃんと持ち帰りますよー

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