Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

野付郡別海町

北海道のアイヌ語地名 (1011) 「裙別台・宇内丘・辺呂台」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 裙別台(くんべつだい) ori-{chi-kus}-pet?坂・{横切っている}・川 (? = 典拠あ…

北海道のアイヌ語地名 (1010) 「兼金沼・ケネヤウシュベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 兼金沼(かねきんとう) 不明 (??? = アイヌ語に由来するかどうか疑わしい) (…

北海道のアイヌ語地名 (1009) 「ルツチヤル・伏古遠太・ハルタモシリ島・遠太」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ルツチヤル(ルッチャル) rutu-us-sar???押してずらす・いつもする・葭原 (??? …

北海道のアイヌ語地名 (1008) 「平糸・清丸別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 平糸(ひらいと) pira-etu崖・鼻(岬) (典拠あり、類型あり) 茨散沼の西北西…

北海道のアイヌ語地名 (1007) 「西丸別川・茨散沼」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 西丸別川(にしまるべつ──) pis-o-para-pet?海側・にある・広い・川pis-oma-ru-p…

北海道のアイヌ語地名 (1006) 「トリサンケベツ川・オマンベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 トリサンケベツ川 turi-sanke-oma(-nay)??棹・浜へ出す・そこにある(・川) (??…

北海道のアイヌ語地名 (1005) 「ライトコタン川・間意場牛・チェプンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ライトコタン川 ray-{tokotan}?死んだ・{床丹川} (? = 典拠あるが疑問点あり、類…

北海道のアイヌ語地名 (1004) 「戸春別・レウシナイ川・封春別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 戸春別(としゅんべつ) tu-sum-pet?二番目・油・川tu-sum-pet??古い・萎れた・川…

北海道のアイヌ語地名 (1003) 「エトシナイ川・飛雁川・コムニウシ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 エトシナイ川 etu-us-nay?鼻(岬)・ついている・川 (? = 典拠あるが疑問点あり…

アイヌ語地名の傾向と対策 (258) 「然内川・矢臼別・フッポウシ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 然内川(しかるんない──) sikari-un-nay?水の回流するところ・ある・川 (? = 典拠あり、類型未確認) 別海町別海と中西別の間で西別…

アイヌ語地名の傾向と対策 (257) 「当幌川・春別川・西別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 当幌川(とうほろ──) to-poro(-pet)??沼(のように)・大きな(・川) (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 標津川の南を流れる…

道東の旅 2013/春 (180) 「あらこんなところに」

おそろしく快適な国道 272 号 おそろしく快適な国道 272 号で釧路に向かいます。 それにしても……ため息が出そうなくらいのいい道ですよね。 ここから厚岸町 別海町を抜けて、ここからは厚岸町です。ただ、厚岸町ですが、国道 272 号から厚岸駅のほうに出るこ…

道東の旅 2013/春 (179) 「すんごい国道 272 号」

ゆずり車線 中標津から、国道 272 号線で釧路に向かっています。前方にちょいとゆっくり走行中の車が見えてきましたが、幸いな事に「ゆずり車線」のすぐ手前でした。 というわけで、2 km 以上ある「ゆずり車線」で、さっと前を譲ってもらいました。これは助…

道東の旅 2013/春 (178) 「防風林の中のクレスト」

何やら妙な看板が 中標津を後にして、今度こそ釧路に向かいます。国道 272 号を南西に走って、別海町の上春別にやってきました。右に曲がると計根別で、左に曲がると中西別ですね。ではここで問題です。本日の記事の中で「べつ」は何回出てきたでしょう? こ…

道東の旅 2013/春 (177) 「幻の『ジャスコまで直進110km』」

看板は……どこだ!? 中標津町に実在すると言われていた「ジャスコまで直進 110 km」の看板をひと目見ようと中標津町に向かったのですが、意外なことにどこを探しても見つかりません。「釧路まで 110 km」という記述が正しいと考えると、中標津町ではなく隣の…

アイヌ語地名の傾向と対策 (81) 「本別海・走古丹・奥行臼」

本日は歴史のロマンが漂う巨編をお送りします(どこがだ)。 本別海(ほんべつかい、ほんべっかい) pet-kay(e)?川・折れる (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 「別海」といえば「パイロットファーム」で有名……だと思ったんですが、若い方はたぶんご存…

アイヌ語地名の傾向と対策 (80) 「野付・尾岱沼・床丹」

本日も、ライトなネタからディープな話題まで取りそろえてお届けします。ちょっと長いです(汗)。 野付(のつけ) not-kewあご・骨 (典拠あり、類型あり) 日本には「の」で始まる岬や半島が多いですが、この「野付」もその一つですね。さて、どういう意味…

道東の旅 2011/春 (78) 「ようこそカニの街根室へ」

恒例の気温チェック 国道 244 号に戻ったので、今度こそ厚床経由で根室に向かいます。 「ただいまの気温」を見かけるとついチェックしてしまうわけですが…… 気温は相変わらず 5 度ですが、風は凪いだようですね。ちょうど 15 時を少し過ぎたあたりです。 ま…

道東の旅 2011/春 (77) 「さようなら走古丹」

もう一つの行き止まりを探して 北海道東部の別海町にある「走古丹」は、風蓮湖を形成する砂嘴の上にあるのですが、風蓮湖に面していて、根室海峡には面していません。地図を見てみると、 道道 475 号線から分岐して、根室海峡沿いを伸びている道があります。…

道東の旅 2011/春 (76) 「盛り土はとても謎めいて」

謎の盛り土 さて。「北方領土隣接地域」である「走古丹」で見かけた謎の盛り土のようなもの、の話題ですが……。 階段があるのですが、うーん、どことなく荒れるに任せているような印象も受けます。 ブロックとブロックの間の隙間からは、 春の息吹が顔を出し…

道東の旅 2011/春 (75) 「ないものはない?」

北方領土隣接地域振興等 えーと、「走古丹」に来ていますが走ってはいません(← そして、車を停めたその先に、なにやら青い看板が見えます。 ふーむ。「返せ!北方領土」とありますね。もう少し寄ってみましょうか。 別海町が設置した看板のようです。ゴマフ…

道東の旅 2011/春 (74) 「僻地」

はっしりー、だしたらぁー(またか) えー、というわけで「道道 475 号線」を完走すべく(既に完走済みかも知れない可能性は置いといて)、意気揚々と走古丹漁港をスタートしたわけですが、 約 2 分後…… あははは(笑)。旅は一期一会ですからね。気になったも…

道東の旅 2011/春 (73) 「にしん釣り自粛のお願い」

はっしりー、だしたらぁー 根室半島にほど近い内海の汽水湖「風蓮湖」の北側に位置する「走古丹」(はしりこたん)にやってきました。なんでこんな所にやってきたのかと言えば、それは時間があm(ry というわけで、道道の終点(実は「起点」でした)が走…

道東の旅 2011/春 (72) 「走り屋の聖地(違)」

走り屋の聖地(違) というわけで、走り屋の聖地(違)「走古丹」に向かっています。まずは…… 「動物注意」ならぬ「鹿飛出し注意」です。エゾシカくらいの大きさになると、衝突したときは車に乗っているほうも危険が伴いますからねー。なるべくあっては欲し…

道東の旅 2011/春 (71) 「低くても高砂(←」

低くても高砂(← 国道 244 号線(野付国道)を、標津から根室に向かっていたところ…… はい。「高砂橋」という橋らしいのですが、なんで標識がこんなに低い位置にあるのか……。 別海町の本別海 少し先に、集落が見えてきました。 どうやら「本別海」というとこ…

道東の旅 2011/春 (70) 「海の向こうに見えるのは」

まだまだ寒い 国道 244 号を、標津から南に向かいます。 14 時前の気温ですが、まだまだ寒いですねー。 何事にも例外はある 北海道の道、中でも国道クラスになると、平野部ではめったにカーブが無いような印象がありますが…… 何事にも例外はあるということで…

道東の旅 2011/春 (66) 「道道 950 号線・起点」

素直に引き返す……しかない そんなわけで、「一般車両乗入れ禁止」の看板をしかと見届けたので、ここからは素直に引き返すこととしました。 なにしろこの日は時間に余裕がありまくりになってしまったので、多少の無駄足も問題無い状況でして……。 「起点」 駐…

道東の旅 2011/春 (65) 「人影?」

野付半島の端っこへ えー、というわけで(どういうわけだ)野付半島の端っこまで行こう! となりました。 世の中には同じことを考える人もいるらしく、前方に先行車の姿も見えます。 ん? 止まってしまいましたね……。どうやら、一般車両はここまでしか走って…

道東の旅 2011/春 (64) 「なれなれしいトイレ」

「トドワラ」とは 長かった(ような気がする)「野付半島ネイチャーセンター」の話題も、ようやく今日でおしまいです。 さて、随分と前に「トドワラ」「ナラワラ」は実は地名では無いらしい……ということを書いた記憶があるのですが(2012/6/13 の記事)、よ…

道東の旅 2011/春 (63) 「幻の町『キラク』」

通行屋? というわけで、昨日も少し紹介した「野付半島の歴史と史跡」について、もうちょいと続けます。 昨日に引き続き、少しずつ引用してみましょう。 寛政11年(1799)に幕府によって、国後島に渡る中継点としての重要性から通行屋が作られました。通行屋…