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冬の北海道の旅 (23) 「ANTIPOLLUTION FAULT」

上士幌町の「三股山荘」さんで、コーヒーとケーキのセットを頂きながら楽しくおしゃべりをしていたのですが……この日の宿は帯広駅前に確保していたので、いつまでも長居するわけにもいきません。何しろ慣れない雪道ですから、なるべく暗くなるまでにある程度移動しておきたかったのですよね。ということで……

30 分ほどで三股山荘さんをお暇して、帯広に向かうことにしました。

車に戻ってみると……

もともと汚れのあまり目立たないカラーリングなのですが、それでも結構汚れてしまっていることがわかりますね(汗)。

真横から見ると更に汚れっぷりが良くわかるかもしれません。

ICE ALERT

さて、エンジンを掛けると……想定通りのアラートが表示されました。この車は外気温センサーが 3 ℃ を下回ったことを検知すると、「ピーッ!」という音とともに「ICE ALERT」と表示されるのです(English に設定した場合)。

「路面が凍結しているおそれがあるから気をつけてね」という意味なので、忠告をありがたく頭に入れながら、車をゆっくりと発進させます。三股郵便局(跡)の建物が見えますが、ここを右に曲がるとすぐに国道 273 号です。

右に曲がった直後に左折して国道 273 号に戻ってきました。「慣れない雪道」とは言いながら、「この程度の速度なら問題なくグリップするね」ということは段々と掴めてきたので、過度にビビることはなくなりました。

ANTIPOLLUTION FAULT

……ところが! 「ピーッ!」という音とともに、マルチファンクションディスプレイにこんな警告が表示されてしまいました。

「ANTIPOLLUTION FAULT」と表示されていますが、これは排気の中に含まれる混合気(要するにガソリン)の割合が高くなった時に表示されるものです。一番良くあるパターンがミスファイアですね。シリンダーに混合気を送り込んだにもかかわらず、スパークプラグが点火しなかったことにより、燃焼すること無くそのまま排出されてしまったパターンです。

この車(というか、このエンジン?)は電気系のトラブルに見舞われることが多いのですが、まさかこんなところで……。山奥を走っているときに自走不能になってしまったりしたら、下手をすると命の危険すらあるかもしれません。ただ反対に、単に車を 30 分ほど冷やしてしまったことが原因である可能性もゼロではありません。念のため、路側に車を停めて、エンジンを停止してから再起動してみたところ、特にエラーが出ることもなくかかってくれたので、まずはホッと一安心と言ったところでしょうか。

やがて日が暮れて

ぬかびら源泉郷を通り過ぎ、糠平ダムから黒石平のあたりを通って清水谷のあたりまで下りてきました。路面が随分と黒くなってきたことがわかります。やはり平野部のほうが積雪量は少なそうですね。

士幌町に戻ってきました。外も随分と暗くなってきたので、どうしてもシャッタースピードも遅くなってしまいますね。

およそ 15 分後……。士幌町を抜けて音更町に入りました。もはやカントリーサインも原型をとどめていない感じですね(笑)。

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